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ニューバランス Made in USA「990 v4」を徹底レビュー | サイズ選びのコツと履き心地

学生時代、ABCマートでバイトをしていた俺には憧れのスニーカーがあった。

その店で一番高いスニーカー。お値段なんと4万円。

履き心地も良いらしいし、シンプルに高いってだけで惹かれる。でもスニーカー1足に4万円払えるほどの余裕が当時の俺にはなかった。

今年の2月にその憧れが叶い、約6年越しに手に入れることができた。

今回は、そんな憧れのスニーカー「ニューバランス990 v4」を、約半年履いた感想含めて紹介していく。

ニューバランス「990」とは?

ニューバランス990シリーズは、言わずと知れたニューバランスの最高峰ライン。1982年に初代モデル(990v1)が発売されて以来、現在まで複数のバージョン(v2〜v6)が展開されている。

1,000点満点で990点

「1,000点満点で990点」とかいう男心にブッ刺さるキャッチコピーはあまりにも有名。

多くのニューバランスのスニーカーが1万円〜2万円で買えるなか、約4万円とかいう圧倒的に高価なスニーカーなんだ。

990 v4のデザイン・特徴

「990 v4」を一緒に開封していこう。

買い物の醍醐味は、箱を開ける瞬間。このワクワクに勝るものはない。

箱に書いてある英語の文章をチャットGPTに聞いてみた。

要約すると、以下のような内容。

  • 75年以上の本物のアメリカのクラフトマンシップ
  • 妥協のないデザイン
  • 自分の道を歩む人への揺るぎないコミットメント

、、らしい。

濃淡さまざまなグレーの配色が美しい。

グレーのスニーカーと言われたら10名中8名がニューバランスと答えると思う。

それくらい、ニューバランスのグレーは研ぎ澄まされている。

憧れの銀パッチ

シュータンは、銀色のパッチと”990 v4”の文字が。

この銀パッチに憧れてたんよ。

シンプル過ぎず、一方でゴツすぎないこのデザインはまじで秀逸。

他の990シリーズも一通りみたけど、個人的にはV4のデザインが一番好き。

滲み出る上品さ

スウェードの革の質感も上品。

どちらかというと、機能性を重視しているスニーカーの部類に入ると思うけど、溢れ出るラグジュアリースニーカー感を隠しきれてない感が好き。

意外とシュッと細身のデザイン。

前から見たシルエットも、アパレル好きなら一目で”高いやつですやん”と気づく990っぽさ全開。

ちゃんと身長も盛れる

ソールも分厚め。

ちゃんと身長も盛れる。

MADE IN THE USAの納得感

“MADE IN THE USA”の文字も所有欲を刺激してくる。

ぶっちゃけ、俺は1980年代〜1990年代初頭の「アメリカ製は丈夫で信頼できる」という価値感に生きているわけじゃない。

でも、アパレルの世界では未だにメイドインUSA志向が根強く残っている。

トゥのデザインもゴツさがあっていい。

伝わるか分かんないけど、ランボルギーニみたいな攻撃性を感じるデザイン。

攻撃性とは裏腹に、スェードのこの滑らかさ。

990v4は、上品さも持ち合わせている。

履き口は柔らかなメッシュ素材で足に優しい設計。

インソールは意外と薄くて、いわゆるフカフカ感はない。

それでも履き心地がいいのは不思議。

最近はやたらと柔らかいソール素材がもてはやされているが、実はソールが柔らかすぎるのも足首への負担が大きいらしい。

ソールにはエンキャップが使われている

ソールにはニューバランスの独自素材「ENCAP(エンキャップ)」がふんだんに使われている。

エンキャップは、「柔らかさ」と「安定性」を両立させるために開発された仕組み。

 「内側(EVA)はフワッと柔らかい」+「外側はしっかり支える」という二重構造になっている。

  • EVA(柔らかい発泡素材): クッション性を担う
  • ポリウレタン製の硬いカプセル:EVAを包み込み、型崩れを防ぎ安定性を確保

実際に触ってみると、そんなに柔らかい感じはない。

むしろ固め。ただ、これくらいの固さがちょうどいいのかもしれない。

ソールはこんな感じ。

グリップ力も十分。すり減りにくいのがニューバランスの特徴。

高スペなのはもちろん、デザイン面でも優れているのが990 v4なのだ。

サイズ感レビュー|990 v4のサイズ選びのコツとは?

実際に履いてみた感想としては、比較的幅は広め。

良くも悪くもサイズ感に特徴がない。アディダスのイージーブースト350のようにめちゃくちゃ小さいつくり、ということもなし。

すでにニューバランスの996などを持っている人は、同じサイズを選べばOK。

定番スニーカーと同じサイズでOK

ナイキのダンクやエアフォースワン、アディダスのサンバ、コンバースのオールスターとも一緒でいいと思う。

俺は、ダンクもエアフォースワンもサンバもオールスターも27.5cmだから、v4も27.5cmを購入した。

スニーカー全般に言えることだけど、窮屈なサイズを選ぶと打ち手なしの地獄になるから、迷ったら大き方を選ぶといいと思う。

履き心地・クッション性を徹底レビュー

「4万円もするんだからさぞかし履き心地はいいんでしょう?」と思うかもしれない。

結論としては最高なんだけど、ちょっと足を通したくらいでその良さは分からない。

驚くほどに”普通”

最初の印象はソールも固めで、ふわふわ感とは無縁。強いて言うならホールド力が高くて安心感があるなぁって感じ。

インソールも、特別クッション性があるわけでもない。

例えば、イージーブースト350やホカオネオネのボンダイシリーズなどは、足を通した瞬間にその柔らかいソールのクッション性にビビると思う。

意外かも知れないが、「990 v4」にはそういった驚きはない。

ただ、1日外出して帰ってきてから実感する。足が疲れていない!!ということを。

990v4はどんな人におすすめ?

「990 v4」は、ワンランク上の通なオシャレがしたい人におすすめ。

実際に履いている層も、ビームスなどのセレクトショップ店員さんや、多分昔は服に鬼ほどお金を掛けていたであろうオシャレパパさんママさん層が多いイメージ。

いくら素敵なスニーカーとはいえ、4万円は高いし、学生が気軽にバンバン買える代物ではない。

玄人好みのスポーツカーのような存在

990は、玄人が唸るスポーツカーのようなもの。

一般的には、ただのスニーカーでしかないし、少なくとも4万円もするとは思われない。

究極の自己満足。少なくとも、モテたくて履くスニーカーではない。

自己満足でいいから、ワンランクのスニーカーを履きたい人におすすめだ。

ニューバランス「990 v4」はどこで買える?

基本的にはニューバランスの公式サイト、公式アウトレットで買うしかない。

ABCマートには期待しないほうがいいだろう(基本的にABCマートはその時の最新モデルを揃えるからね)

とりあえずAmazonを探せば買える

990シリーズの過去作は一部マニアに人気で、販売開始すぐに売り切れることもざら。

そういう時は、とりあえずAmazonと楽天を見てみることをおすすめする。

なぜかほぼ定価、もしくは定価より売られていることがある。なんでかは分からない。

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new balance(ニューバランス)

他の990シリーズと比較(v1〜v6)|どれを選べばいい?

990シリーズはv1~v6まである。

「どんな人にはどんなモデルがおすすめか?」を簡単にまとめてみた。

v4は「ファッション性も実用性も両方ほしい」におすすめだ。とくにグレーのv4は王道中の王道。

V4の魅力3選

v4の良さは以下。

  • 歩きやすさと軽さのバランスが絶妙
  • ストリートにもカジュアルにも合う万能なルックス
  • v3以前よりスポーティ、v5以降よりスマート

990シリーズといえば、スティーブ・ジョブズの影響でv2人気が高いイメージがあるけど、個人的にはv4を推したい。

まとめ|ニューバランス「990 v4」は買うべき一足か?

このスニーカーは誰にでもおすすめできるものではない。

だって考えてみてほしい。スニーカー1足に4万円だぜ!?

4万円あれば、1.5万円でエアフォースワンを買って、5,000円で洒落たシャツを買って、1万円でいいデニムを買っても1万円余る。

履き心地だけ考えるならCM996など、もっと安価に買えるモデルで十分。

ニューバランスCM996を購入レビュー【履き心地・サイズ感】

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ただ、ロマンを求めるなら、「990 v4」は決して悪い選択肢ではないだろう。高級スニーカーならではのずっしりとした重みは履いている自分を全力でモチベートしてくれる。

1ヶ月以上買うか迷っているなら、買うべし。人は本当に欲しくないもので1ヶ月も悩んだりしない。

今から購入するならAmazonか楽天がおすすめ。

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