今回は、話題のオープンイヤーイヤホン「SOUNDPEATS GoFree2」をレビューする。
実際に数週間使ってみた感想含めて紹介していくから、購入を検討している人の参考になれば嬉しい。
ちなみに、俺のリアルの友人も「これはイイ!」と実際に購入していた(笑)
「SOUNDPEATS(サウンドピーツ)」とは?
「SOUNDPEATS GoFree2」のレビューの前に、発売元のメーカー”サウンドピーツ”について紹介する。
サウンドピーツはちょっとガジェットに詳しい人なら絶対に知っているであろう中国のメーカー。
”中国メーカー”といっても、そのへんのワケのわからんメーカーではない。
サウンドピーツは2010年に誕生したイヤホン専門メーカーで、これまでに世界30ヶ国、累計2,500万台のイヤホンを販売した実績がある。
サウンドピーツは一流のイヤホンメーカー!
https://jp.soundpeats.com/
有象無象に商品が溢れるイヤホン業界で13年間”イヤホン一筋”でやってきたその実力は伊達じゃない!
つまり、「SOUNDPEATS(サウンドピーツ)」は確かな実績と知名度を誇る”一流メーカー”ってこと。
【補足】オープンイヤーイヤホンとは?
「そもそも、オープンイヤーイヤホンってなに?!」
って人も多いと思いから、一応補足しておく。
”耳を塞がない”新しいタイプのイヤホン
https://jp.soundpeats.com/products/gofree2
オープンイヤーイヤホンとは、耳を完全に覆ったり塞がないイヤホン。
物理的に耳の中にイヤホンを入れないため、従来のイヤホンのような耳の中の蒸れやイヤーチップの圧迫による物理的な耳への負担を軽減できる。
「空気伝導」と「骨伝導」の2タイプがある
ちなみに、オープンイヤーイヤホンも大きく2種類に分類することができる。
それが「空気伝導」と「骨伝導」だ。
ちょっと前まで、「オープンイヤー型=骨伝導」のイメージが強かったが、最近は技術が発達したこともあり「空気伝導」が人気。
空気伝導は単一指向性を持ったスピーカーを使って鼓膜に音を伝えるのに対し、骨伝導は内耳の骨に振動を伝えることで直接脳に音を届ける。
これだけ聞くと、脳に直接響かせる骨伝導の方が音質も優れているように感じるかもしれない。しかし、実は違う。
結論、音質的な観点で言うと空気伝導型の方が優れている。とくにズンズンと響く重低音は空気を介して伝えることで心地よい圧力を出すことができるからだ。
そして今回紹介する「SOUNDPEATS GoFree2」は「空気伝導型」だ。
「SOUNDPEATS GoFree2」の開封レビュー
さっそく「SOUNDPEATS GoFree2」の開封レビューをしていく。
こういう新しいガジェットは、開封する時のワクワク感がたまらない!
特にSOUNDPEATS(サウンドピーツ)は、アップル製品顔負けの洒落た高級感のあるパッケージデザイン。
以前レビューした「SOUNDPEATS Air4」もそうだったけど、箱の滑らかさと高級感がヤバいw
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【ぶった斬る】SOUNDPEATS Air4を1週間使ってみた感想【イヤホン - レビュー】
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そこらへんの安物メーカーとは格が違う。
蓋を開けると、こんな感じでイヤホンが収納されている。
この奇妙な形がオープンイヤー型の特徴。
従来型のイヤホンのように耳の穴に突っ込むのではなく、耳に引っ掛けてスピーカーから出てくる音を聴く感じ。
「え?そんなんで音聴こえるの?」と思うかもしれない。
、、俺も思ってた。
「GoFree2」の音質 | 重低音が最高に気持ちイイ
「SOUNDPEATS GoFree2」の音質についてレビューしていく。
とくに”重低音好き”がテンション上がる音質!
結論、シャリシャリした耳障りな高音がなくて、ズンズン響くような重低音を味わえる。
これは予想外だった。
オープンイヤー型は他のイヤホンに比べてスピーカーの位置が鼓膜から離れるため、正直「空気の振動があまり伝わってこなそう」と思っていた。
しかし、実際は迫力のある重低音が鳴り響き、オープンイヤー型ゆえに時たま外音も交じって聴こえることから、さながらライブフェスにいるような臨場感を感じることができた。
いい意味で想像を裏切る「GoFree2」の音質をぜひ自身の耳で感じてほしい。
専用アプリで音質を調整可能!
サウンドピーツのイヤホンは専用の無料アプリでイコライザーの調整ができる。
このイコライザーの性能がかなり良い。
俺は「低温を強く」を選んでいる。
ズンズンと重たく効いてくる重低音の心地よさは何にも代えがたい。
音質以外にも様々なカスタマイズができるから、自分好みの1本に仕上げることができる。
「GoFree2」の通話性能
「SOUNDPEATS GoFree2」の通話性能についてレビューする。
実は俺がこのイヤホンを使うシーンで最も多いのが、オンライン会議・打ち合わせの場だ。
俺の所属する会社は、基本的にオンライン商談のみ。直接訪問する機会はほぼない。
つまり、オフィスにいてもオンライン会議でお客さんと話すことになるんだ。
高いノイズキャンセリングマイクの性能
そうなると大切なのが、イヤホンのノイズキャンセリングマイクの性能だ。
俺がお客さんと商談している横で先輩も商談している状況だから、当然声が入ってしまう恐れがある。
実際に先輩の協力を得て「SOUNDPEATS GoFree2」を使ってオフィスのデスクで商談をしてみたんだけど、めちゃくちゃ大きな声、甲高い声じゃない限りいい感じにノイズキャンセリングが作用してくれて、会話に困ることはなかった。
また、こちらの音質もクリアに聞こえており、通話品質はとても高い。
5時間使い続けても耳が疲れにくい
1日に5時間連続で商談が入っていることもあり、これまではイヤホンのつけっぱなしで耳の穴が痛くなったり、蒸れた不快感に悩まされていたんだけど、「SOUNDPEATS GoFree2」はオープンイヤー型だからそんな不快感とは無縁。
ぶっちゃけ、俺にとっては音質云々よりも、「SOUNDPEATS GoFree2」を使うことで”オフィスでオンライン会議を快適にこなせるようになった”というメリットが一番大きかった。
「GoFree2」の遮音性
「SOUNDPEATS GoFree2」の遮音性能についてレビューしていく。
結論、遮音性は低い。
、、、てかナシ。
それはそのはずで、”オープンイヤー型”だから。これは構造上の問題。
遮音性はない
耳の穴を塞がないのが最大のメリットだけど、それゆえに外音は直で入ってくる。だから、通勤電車の中とか、周りが騒がしい環境では音楽が聴き取り辛くなる。
これは「SOUNDPEATS GoFree2」の性能がどうってよりも、”オープンイヤー型”という形の特性だからしょうがない。
メリット・デメリットは等価交換なのだ。
「GoFree2」の重さ & 携帯性
「SOUNDPEATS GoFree2」の重さや携帯性についてレビューしていく。
実際に秤(はかり)で重さを確かめてみた。
結果、73gだった。
重いし、デカい
SOUNDPEATSのインナーイヤーイヤホン「Air4」と比べると、ケースの大きさは約2倍。
オープンイヤー型の”耳に引っ掛ける部分”が面積をとるからどうしてもケースが大きくなってしまう。
また、重さも「Air4」と比較して約2倍。
「SOUNDPEATS GoFree2」は軽くて携帯性ばつぐん!
、、とは言い難い。
「AirPods Pro」よりも17g重たい
見た目以上に重いことで有名な「AirPods Pro」と比較しても17g重い。
ただ、この重さやケースの大きさを考慮しても、オープンイヤーの開放感が好きだから俺は「SOUNDPEATS GoFree2」を持ち歩いている。
ぶっちゃけ、出かけるときはカバンを持っているし、カバンに入れてしまえば数十グラムの差なんて誤差。
「GoFree2」の着用感 | 耳の穴が痛くならない
「SOUNDPEATS GoFree2」の装着感についてレビューしていく。
「今までオープンイヤー型を使ったことがない!」って人は、「耳に引っ掛けて使うとか慣れなそう...」と思うかもしれない。
俺の結論としては、「1日も経たず慣れるし、快適すぎて他(カナル型 / インナーイヤー型)には戻れない!!」だ。
目からウロコの快適さ(マジで凄い)
耳の穴を塞がないのがこんなに快適だとは思わなかった。長時間オンライン会議で使っていても耳の穴が痛くならないし蒸れない。
俺のイヤホンライフに革命が起きた。
これはヤバい。マジで快適すぎる。
ぜひこの快適さを体感してほしい。俺は自信をもっておすすめする。
快適の極み!俺の新たな一軍イヤホン
今回は話題のオープンイヤーイヤホン「SOUNDPEATS GoFree2」を実際に使ってみてレビューした。
3万円する「AirPods Pro」も持っているけど、「GoFree2」を手に入れてから完全にお役御免になってしまった。
俺の一軍イヤホンはサウンドピーツの「GoFree2」となった。
耳がスッキリ快適で音もイイ
今までイヤホンを使う時に悩んでいた耳の穴が痛くなる問題や、蒸れる問題をスッキリ解決してくれたオープンイヤータイプの耳を塞がない快適性はもう手放せない。しかも、音質もイイ。
そういえば言ってなかったけど、なんとサウンドピーツの「GoFree2」は8,000円未満で買えてしまうんだ。
これ以上素敵なイヤホンが他にあるだろうか、いやない。
このスペックで1万円を切っているのはバグ。もはや値付けを間違えているんじゃないかと思うレベル(失礼)
外耳炎で悩んでいる人にもおすすめ
ちなみに、「SOUNDPEATS GoFree2」は外耳炎で悩んでいる人にもおすすめ。
何を隠そう俺がそれ。
外耳炎は、耳の穴から鼓膜の手前までの部分が炎症を起こしている状態。長時間イヤホンを使う人がなりがちで、俺もこの症状に悩んでいた。
オープンイヤー型のイヤホン「SOUNDPEATS GoFree2」を使うことで、耳に負担をかけることなく音楽を楽しめるし、通話ができるようになる。
気になる人はぜひ試してみてほしい。
2月26日【追記】
「GoFree2」を手に入れてからというもの、会社でのオンライン会議やお客様との商談を含め、かなりヘビーに愛用していたんだけど、突然片耳しか聴こえなくなってしまった。
試しにサウンドピーツさんに連絡してみたところ、快く新品を送ってくださった。
ガジェットは一定確率で初期不良が発生する。そんな時もすぐに対応してくれるのはとても心強い。
書く必要はないかな?と思ったが、対応がとても素敵だったので追記させてもらうことにした。
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