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【ミラーレス一眼カメラ】Canon EOS M100を2年使った感想

2021年7月17日

今回はキャノンのミラーレス一眼カメラ『EOS M100』を2年間使った感想を語る。

マジでディスりたいわけじゃなくて、ただただ本音で語っているだけだからその点は留意いただきたい。

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ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』を2年使った感想

冒頭の文章で察してもらえると思うけど、基本的には不満点が多い。

何もかもが中途半端だから、2021年現在の最新スマホを持っている人は買わなくていいと思う。スマホのカメラで十分いい写真は撮れるし、いい動画も撮れる。

期待を裏切る使いにくさ

『Canon EOS M100』はスマホのカメラしか使ってこなかった俺にとって初めての一眼カメラだったから無駄に期待していた部分も大きかったのかもしれない。

「勝手に期待して勝手にガッカリするなよ、」という声が飛んできそうだが批判を恐れず書いていく。

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』に決めた理由

そもそも俺がミラーレス一眼カメラを買おうと思った理由はYouTubeを始めようと思ったからなんだ。

どうせ続くか分からないし、結局いざYouTubeの動画を作るってなったらiPhoneのカメラで十分なことに薄々感づいてはいたが、それでも形から入ろうとしてしまった。

購入の決め手は「in living.」さん

いざ買おうと思ってもカメラの世界は奥が深すぎて何を買ったらいいのか分からない。そんな時に出会ったのが「in living.さん」の動画だった。

そもそも2017年発売のモデルであり、購入時点で2年前の型落ち品だったんだけど、それでも「in living.さんみたいな透明感のある映像が撮りたい!」と思って『Canon EOS M100』を買うことにした。

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』はオートフォーカスの性能がイマイチ

初っ端からディスることになって本当に申し訳ないんだけど、それでも言わせてほしい。『Canon EOS M100』はオートフォーカスの性能がイマイチすぎる。

オートフォーカスの性能だけで言うなら初代ガラケーのショボいカメラの方がまだマシかもしれない。何故なら色の境目がはっきりしない被写体ではオートフォーカスが合わずそもそもシャッターを切れないから。

いつまで経ってもシャッターを切れない

『Canon EOS M100』は完璧にオートフォーカスが合うまでシャッターを押すことができない仕様になっている。ようするに写真が撮れない。

多少ピントがズレていてもいいから撮りたい局面は意外と多い。いつまで経ってもシャッターを切れないストレスは尋常じゃない。

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』はバッテリーの持ちが悪い

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』はバッテリーの持ちが悪い。

体感ではスマホの1/2くらい。動画なんて撮った日には60分ももたない。一応公式サイトには動画の連続撮影時間125分と書いてあるけど、実際はそんなにない。

静止画だけでもかなりバッテリーを消費するみたいで、旅行に行って写真をバシャバシャ撮る人は予備のバッテリーが必須だと思う。

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』は外部マイクの取り付けができない

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』は外部マイクの取り付けができない。

特に『Canon EOS M100』でYouTube動画を撮影しようと思っている人は気をつけてほしい。外での撮影はもちろん、室内で撮影するにしても外部マイクをさせないのは大きな痛手。

本体内蔵のマイクの性能は決して悪くないが、声のみならず外部音もそのまま入るから編集ソフトにかけないとかなり聞き取りづらい音声に仕上がってしまう。

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』は強制発光ができない

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』は強制発光ができない。『Canon EOS M100』の自己判断でフラッシュを焚こうと思ってもスルーされてしまう。これは割とマジでクソ仕様。

明るいところでもフラッシュを焚くことによって味のある写真を撮るテクニックはプロじゃなくても使う便利ワザだ。これが使えないのはかなり痛い。

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』はサイズ感がコンパクト

『Canon EOS M100』はミラーレス一眼カメラであるがゆえにサイズ感がコンパクト。これは嬉しいポイント。

ただし、バッテリー・レンズ込みの重さは440gだからiPhone8(170g)の2.5倍ある。首から下げて持ち歩いていると首こりが凄まじい。普通の一眼レフに比べると携帯性に優れているものの、それでも重い。

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』の良かったところ

流石にdisりすぎて申し訳なくなってきたから良かったところも絞り出して書いてみる。

背景ボケが素敵

腐っても一眼カメラだから、背景ボケの雰囲気たっぷりの写真、動画が撮れる。これはスマホやゴープロには出せない質感だ。もはやこれだけの為に一眼カメラを買ってしまってもいいと思う。

写真のキメが細かい

写真を撮ることに特化したデバイスだけあって写真の仕上がりが綺麗。スマホで撮った写真は撮影された段階である程度補正がかかっているんだけど、それ以上にクオリティをあげるのは難しい。

『Canon EOS M100』で撮った写真は元のデータがキメ細やかだから加工でどうとでもなる。石ころを磨いても綺麗な石ころにしかならないが、ダイヤモンド原石は磨き上げるとダイヤモンドになる。スマホで撮った写真が石ころなら『Canon EOS M100』で撮った写真はダイヤモンド原石だ。

バリアングル対応

『Canon EOS M100』はバリアングルに対応している。

撮影しながら映像を確認できるから自撮りをしたり自分にカメラを向けて動画を撮影するYouTuberにはありがたい仕様となっているわけだ。

ちなみに角度は180°動かせる。

ミラーレス一眼カメラにしては安い

『Canon EOS M100』はミラーレス一眼カメラにしては安い。俺が買った当時は「本体+標準レンズ+単焦点レンズの3点セット」で税込54,700円だった。

本体だけで5万円以上する機種も多い中で『Canon EOS M100』はコスパが爆発している。

ちなみに、今確認したら65,800円に値上がりしていた。いや、上がりすぎだろ(汗)

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』は中途半端

ミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』は全てが中途半端。一応「背景ボケが素敵」とか「写真のキメが細かい」とか良い点を挙げてみたものの、それは『Canon EOS M100』じゃなくてもミラーレス一眼カメラなら実現できる。

価格が「本体+標準レンズ+単焦点レンズの3点セット」で税込54,700円と比較的安いのは良い点ではあるが、カメラとしての機能が中途半端だから、それならもう少し予算を捻り出して高いモデルを買ってもいいのかもしれない。

俺はミラーレス一眼カメラ『Canon EOS M100』でレビュー記事を作っている

ここまで散々な評価をしてきたが、今現在リファインマガジンのレビュー記事で使われている画像の大半はこの『Canon EOS M100』で撮ったものだ。

ぶっちゃけブログを始めるまでタンスの肥やし状態で埃を被っていたんだけど、リファインマガジンを立ち上げてからはレビュー記事用の写真撮影で大いに役立ってくれている。

まだ持っていない人が今から買うのはオススメしないが、俺の場合はせっかく手元にあるんだから全力で使い倒していくことにする。

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