『MacBookAir(M1)』を購入してから4ヶ月が経過した。
発売時は自社開発の新型CPU「M1チップ」が大きな話題を集めたが、 2020年11月17日の発売から4ヶ月が経過した今はすっかり落ち着いている。
発売と同時にYouTuberとブロガーがこぞってレビューしていたから今更感はあるけど、PCへのこだわりが薄いファッションブロガーの観点から『MacBookAir(M1)』をレビューする。

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『MacBookAir(M1)』を購入した理由
俺がMacBook Airを購入した理由は大きく分けて4つある。
情報が溢れる現代において、単一の理由から購入を決意する人は少ないだろう。みんなさまざまな観点から判断して購入を決断している。
ここでは、俺なりの購入動機をまとめた。
MacBookに対する憧れ
まず第一の理由は、MacBookに対する憧れだ。
”無駄のない究極的にミニマルなデザイン”が最高にかっこいい。PCとして、オブジェとして、プロダクトとして好き。
学生時代から興味はあったけど、大学生必須のソフトMicrosoft Office(Word・PowerPoint・Excel)がデフォルトで入っていないという理由からMacBookには手を出せずにいた。
社会人になってMicrosoft Officeにこだわる理由も無くなったし、金銭的にも多少余裕が出てきたので、その願望を叶えた。
カッコよくスタバで作業したい
しょーもない理由だけど、俺は”お洒落peopleの生息地:スターバックスコーヒー”でブログを書きたかった。
もちろん、スタバには「MacBook以外のPCでの作業禁止!」なんてルールはない。しかし、スタバには3種類の人間しかいない。
- おしゃべりを楽しむ貴婦人's
- ひたすらに勉強している学生
- ドヤ顔でMacBookを開きタイピング音で差をつけようとしてくるお洒落朝活系
重たい15インチの旧型WindowsPCで作業する人間(過去の俺)が入り込む余地はない。スタバでPC作業するにはMacBookを買うしかない。(偏見)
コスパが良いPCが欲しかったから
学生時代の俺はMacBookが高級品だと思っていた。ところが、今回俺が購入した『MacBookAir(M1)』は性能に対して価格が驚くほど安い。つまりコスパの観点でみると実はそんなに高くない。むしろお得。
沢山のブロガーさんが比較記事を書いているから、詳しくはそれらを読んでほしいんだけど、2020年11月発売のMacBook Airは同等性能のWindowsノートパソコンと比較しても圧倒的にコスパがいい。
もうMacBookは「高嶺の花」ではなくなった。貴族だけが買える高級PCではなく、庶民でも手が届くコスパPCになったのだ。
動画編集ソフト(iMovie)
MacBookには標準でiMovie(アイムービー)という動画編集ソフトが入っている。
これが凄い。シンプルながら、基本的な動画編集は問題なくこなせる。
Windowsはその点が弱くて、標準アプリとして使えていた「ムービーメーカー」は廃止されたし、そのほか無料で使えるソフトはどれも使いにくい。
WindowsからMacに移行して不便に感じた点
ここからは、多くのWindowsユーザーが気になっているであろう「Macに移行して不便に感じた点」を解説していく。
Macのキーボードの配置に慣れない
購入後しばらくは、キーボードの配置に慣れなくて苦戦する。
特に、日本語入力から半角英字入力に変更するボタンの位置がWindowsとMacでは全く違うから、最初のうちは押し間違えてイライラする(笑)
あと、よく使うコピー&ペーストのキーが全く違うのも違和感。Windowsでは「Ctrl」キーを押しながら「C」キーを使うが、Macは「command」キーを押しながら + 「C」キーを使う。キーの位置も違うので最初は押し間違える。
『MacBookAir(M1)』はUSBポートがない
MacBook AirにはUSBポートがない。Windowsユーザーからすると「そんなバカな?!」と受け入れ難い事実だが、MacBookでUSBポートを利用するためには専用のUSBハブが必要。
おそらく、PCを薄くするためにそうせざるを得ないんだろうけど、USBポートが標準装備されていないのはかなり不便。
『MacBookAir(M1)』に必要不可欠なアクセサリー2選
MacBookを最低限使いこなすために、必要不可欠なアクセサリー類は以下の2つ。
『MacBookAir(M1)』用の「USB-Cハブ」
MacBookを使う際に「外部ストレージ、マウス、SDカードも使わない!」という人以外は必須のアイテム。
これがないとUSBポートを確保できない。スタイリッシュなMacBookにあれこれ外部アクセサリーをつけるのは見た目的に美しくないが、必要不可欠だからしょうがない。
『MacBookAir(M1)』用の「保護フィルム」
最初は要らないと思ったが、MacBookの綺麗なディスプレイを守るために必要っぽい。というのも、MacBookを閉じた際に細かい砂埃が挟まってしまうと、それが擦れてディスプレイの表面に細かい小傷が付くらしい。
こういうガジェットの類は買い替え時に売り払うことを前提に購入しているから、少しでもリセールバリューを高くするために綺麗な状態で使いたい。
あと、気休め程度のブルーライカット効果もついてくる。
買って失敗した『MacBookAir(M1)』のアクセサリー3選
新しい挑戦(購買)には失敗が付きもの。
初MacBookだった俺は合計6000円くらい損をした。
せめてこの記事を見てくれている読者には失敗してほしくないので商品名を開示して批評する。
STRENTER USB Type-C ハブ
動かなかったUSBハブ。これは論外。
それなりに評価もついているし、疑うことなく買ったんだけど、ハズレを引いたのかうんともすんとも言わなかった。
最終的に返品できたから良いが、時間と手間のロス。購入はおすすめしない。
MacBook Air用 ブルーライト液晶保護フィルム/アンチグレア
Amazonでレビューがよかったフィルム。
映り込み防止のマット加工は十分に効力を発揮してくれたんだけど、ディスプレイの解像度が大幅に落ちる。全体的にぼやける感じ。例えるならブラウン管テレビのチカチカ感。
MacBook Airの醍醐味でもある、圧倒的に綺麗なディスプレイ解像度が10年前のPCディスプレイ以下に落ちる。
反射防止のメリットを考慮しても、視認性が大幅に低下するからおすすめしない。
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
安価なのにMacのキー配列に限りなく近いと有名なワイヤレスキーボード。
今まで使っていたWindows用のワイヤレスキーボードだと「キー」がズレて使いにくいので購入したが、タイピング感が悪すぎる。しかも、微妙にMacBookのキー配列と違う!
あと、めちゃくちゃ質感が安っぽい。写真だとイイ感じに映るのが悔しい(笑)
『MacBookAir(M1)』を4ヶ月使用した感想
実際に4ヶ月使用した感想が下記。
- モチベーションが爆増
- 動きサクサクで快適
- タイピングのしやすさがピカイチ
- コンセント不要!脅威のバッテリー性能
ちなみに、俺が購入したのはオプションなしの最も安いモデル。
スペックは【8コアCPUと7コアGPUを搭載したApple M1チップ 256GBストレージ】だ。
『MacBookAir(M1)』でモチベーションが爆増
MacBook Airはプロダクトとして美しい&カッコいい。
カッコいいお気に入りの服を着ているとモチベーションが向上するのと同様、お気に入りのマシンを使っているとブログ執筆のモチベーションが爆増する。
『MacBookAir(M1)』は動きがサクサクで快適!
今まで使っていた5年前に購入した東芝のdynabookは、タイピングが数秒遅れて打ち込まれるくらい動作が重かった。ちょっとした記事の執筆にも多大な時間がかかってかなりストレスだったが、MacBook Airはそんな悩みとは無縁。最高にストレスフリー!
『MacBookAir(M1)』はタイピングのしやすさがピカイチ
キーボードのタイピングの質感がこれまで触ってきた全てのパソコンと比較してもダントツで一番イイ。
そして、光るキーボードが何気に便利。お洒落な雰囲気のカフェは照明が薄暗くて手元が見えづらいことがあるんだけど、そんな中でも快適に作業ができる。
『MacBookAir(M1)』は脅威のバッテリー性能
とにかくバッテリー持ちがエグい。1日中カフェで作業をしていても充電切れに悩まされることはない。
最大18時間駆動するバッテリーを積んでいるらしい。1日6時間作業するとして、3日間充電しなくても使える。
『MacBookAir(M1)』をおすすめできる人
以下の項目に当てはまる人には是非『MacBookAir(M1)』をおすすめしたい。
- 無駄のないミニマルなデザインのノートパソコンがほしい人
- コスパの良いPCがほしい人
- スペックについて色々比較検討するのが面倒な人
無駄のないミニマルなデザインのノートパソコンがほしい人
Appleの製品全般に言えることだが、とにかく無駄がない。極限まで無駄なデザイン・機能を削ぎ落とした、限りなくミニマルなデザインのノートパソコンが『MacBookAir(M1)』だ。
見た目が美しいとテンションが上がるのは洋服もガジェットも同じ。
コスパの良いPCがほしい人
これまでのMac Bookは割高で「Apple信者が買うものだ」という認識が一般的であった。しかし、今回のM1チップ搭載Mac Book Air はその常識を覆した。
現在、10万円という価格でM1 MacBook並の性能を誇るノートパソコンが他にない。これは歴代MacBookだけでなく全てのWindowsPCも含む。
もはや『MacBookAir(M1)』は機能性に対して価格が安い、高コスパPCになってしまったのだ。
スペックについて色々比較検討するのが面倒な人
迷ったらこれを買っておけばまず問題ない。
新しいガジェットを買う時は、スペックの比較作業に追われることになる。安くない買い物だし、一回購入したら少なくとも半年くらいは使うことになるから失敗はしたくない。
この比較作業が好きという人なら問題ないが、俺は正直めんどくさいと思ってしまう。
初めてノートパソコンを購入する大学生やブロガー、その他ちょっとした動画編集をしたい人にも、迷わずMac Book Airをおすすめする。
『MacBookAir(M1)』をおすすめできない人
Mac Book Airをおすすめできない人は、ノートパソコンに10万円を払うのが難しい人。
「ノートパソコンに10万円もかけられない!」という人にはおすすめできないというか、そもそも買えないものは買えないんだからしょうがない。
それ以外では買わない理由が思いつかないというのが本音。
『MacBookAir(M1)』は全てのクリエイターのパートナーになりうる
今回紹介したM1 Mac Book Airは全てのクリエイター(ブロガー・YouTuber・その他)の最高のパートナーになるはず。
コンテンツの質は「モチベーション×作成に使うPCのスペック×時間」で決まる。M1 Mac Book Airを使えば、モチベーションとPCのスペックは最低限保証されることになる。
もちろん、Windowsマシンが大好きな人はMac Bookじゃモチベーションが上がらないかもしれないし、極端に重たい動画編集などを行う人にはスペック不足かもしれないけど、基本的に全てのコンテンツメーカーにおすすめできるマシンだ。
「ノートパソコン=Mac Book Air」となる日が来る
今回紹介したM1 Mac Book Airは、「・性能・見た目・価格」その全てが素晴らしい。
「今までWindowsマシンに慣れ親しんできたから不安」という人もいるしれないが、生まれてこのかたMacBookを一度も使ったことがなかった俺でも1ヶ月半あれば慣れた。
新型M1チップ搭載モデルの登場で、Mac Book Airは全ての人にとっての最適解となりつつある。
日本における「スマホ=iPhone」の様に、そう遠くない未来「ノートパソコン=Mac Book Air」となる日が来ると俺は思っている。