今回は「AirPods Pro」と「SOUNDPEATS Air4」を徹底比較していく。
「SOUNDPEATS Air4」を買おうか迷っている人の参考になれば幸いだ。
「SOUNDPEATS Air4」とは？
「SOUNDPEATS Air4」は、中国の歴史あるイヤホンメーカー「SOUNDPEATS（サウンドピーツ）」から2023年7月に発売されたインナーイヤー型のイヤホン。
インナーイヤー型なのにノイズキャンセリング機能を搭載した珍しいイヤホンなんだ。
別記事でレビューしているから詳しくはぜひそちらを読んでみてほしい！
これまでメイン機として使っていた「Air Pods Pro」を差し置いて俺のスタメン（メイン機）に昇格した素晴らしいイヤホンだから是非チェックしてみてほしい。
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【ぶった斬る】SOUNDPEATS Air4を1週間使ってみた感想【イヤホン - レビュー】
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AirPods Proと「SOUNDPEATS Air4」の違い【音質】
「AirPods Pro」と「SOUNDPEATS Air4」の音質の違いについて解説していく。
結論、俺は「SOUNDPEATS Air4」の音質の方が好みだった。
「SOUNDPEATS Air4」は専用アプリでイコライザーをいじれることもあって、俺好みの低音バキバキの音質に仕上げてある。
一方で「AirPods Pro」はイコライザーをいじることなどできない。
常にフラットでクセのない音を出力してくれる。
もちろん好みだから、一概にどうとは言えないんだけど、少なくとも「SOUNDPEATS Air4」は「AirPods Pro」のようなフラットな音質にも対応しながらゴリゴリの低音にも対応できることからカバー範囲が広いと思う。
俺は「SOUNDPEATS Air4」の音質が好みだった。
AirPods Proと「SOUNDPEATS Air4」の違い【付け心地】
「AirPods Pro」と「SOUNDPEATS Air4」の付け心地の違いについて解説していく。
結論、「SOUNDPEATS Air4」のほうが長時間つけていても耳が痛くならない。
つまり付け心地が良い。
理由はシンプルで、「AirPods Pro」が※カナル型であるのに対して、「SOUNDPEATS Air4」は※インナーイヤー型だから。
気密性の高さゆえに蒸れが激しいカナル型と違い、「SOUNDPEATS Air4」は通気性が良いインナーイヤー型だから長時間付けていても蒸れないし、耳の穴も痛くなりにくいってワケ。
※カナル型：イヤホンの先端に耳栓に似た形状のイヤーピースが付いた密閉型タイプ
※インナーイヤー型：耳の表面の耳介と呼ばれる部分にイヤホンのパーツをひっかけて装着するタイプ
Air Pods Proと「SOUNDPEATS Air4」の違い【操作性】
「AirPods Pro」と「SOUNDPEATS Air4」の操作性の違いについて解説していく。
結論、「Air Pods Pro」のほうが操作性が良い。
なぜなら、「Air Pods Pro」がステム（うどん部分）で操作するのに対して、「SOUNDPEATS Air4」は”イヤホン上部の色が変わっている部分”をタッチして操作しなきゃいけないから。
「SOUNDPEATS Air4」はタッチ操作のせいで誤作動を起こしやすい。意図せず触ってしまって音量が上がったり、曲がスキップされてしまうなんてこともある。
一方で、特に第一世代の「Air Pods Pro」は感圧センサーによる「カチッ」としたノックが返ってくるから操作していることがわかりやすい。
操作性に関しては「Air Pods Pro」に軍配が上がった。
Air Pods Proと「SOUNDPEATS Air4」の違い【アクティブノイズキャンセリング（ANC）】
「AirPods Pro」と「SOUNDPEATS Air4」のアクティブノイズキャンセリング（ANC）の性能の違いについて解説していく。
結論、「AirPods Pro」の方がアクティブノイズキャンセリングが高い。
ダンッッッッッッッットツで高い！！
やはり「AirPods Pro」の神がかっているし、ぶっちゃけ「SOUNDPEATS Air4」とは比較すること自体が間違いなレベル。
「SOUNDPEATS Air4」のノイズキャンセリング機能は弱すぎる。
俺も一生懸命「SOUNDPEATS Air4」をフォローしようとレビュー記事を書く際にも沢山試した。
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【ぶった斬る】SOUNDPEATS Air4を1週間使ってみた感想【イヤホン - レビュー】
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でも、やっぱり「SOUNDPEATS Air4」のノイズキャンセリングはノイズキャンセリングと言っていいレベルではない。
ほぼ誤差。ってか言われても分からないレベル。
ノイズキャンセリング機能に関しては「AirPods Pro」が段違いに高かった。
Air Pods Proと「SOUNDPEATS Air4」の違い【見た目のデザイン】
「AirPods Pro」と「SOUNDPEATS Air4」の見た目のデザインの違いについて解説していく。
結論、「AirPods Pro」の方がカッコいいと思う。
”カッコよさ”についてはかなり主観が入る比較項目だから一概にどうとは言えないんだけど、少なくとも俺は「AirPods Pro」のデザインの方がカッコいい思う。
Appleはその卓越したデザインセンスを評価されてきたブランドでもあるから、ここで勝負するのは「SOUNDPEATS Air4」には酷だろう。
今のイヤホンデザインのスタンダードはAppleが作ったと言っても過言ではないし、デザイン面に関しても「AirPods Pro」に軍牌が上がった。
Air Pods Proと「SOUNDPEATS Air4」の違い【重さ】
AirPods Pro」と「SOUNDPEATS Air4」の重さの違いについて解説していく。
結論、「SOUNDPEATS Air4」の方が軽くて快適。
Air Pods Proと「SOUNDPEATS Air4」のケース込みの重さの比較
まず、総重量を比べていく。
「AirPods Pro」が56gなのに対して、「SOUNDPEATS Air4」は39gと圧倒的に軽い。
その差17gだ。
「たった17gかよ」と思うかもしれないが、1円玉17枚分違うと思うと馬鹿にできないはず。
イヤホン片耳分の重さの比較
ちなみに、イヤホン片耳分の重さの違いはこちら。
「AirPods Pro」が5g、「SOUNDPEATS Air4」は4g。
「SOUNDPEATS Air4」の方が1g軽い。
これも微々たる差に思えるだろうけど、実際に耳に付けてみると体感は結構変わってくる。
1gでも軽いに越したことはないから、イヤホンの重さに関しては「SOUNDPEATS Air4」の勝利と言えるだろう。
AirPods Proと「SOUNDPEATS Air4」の違い【充電・バッテリー持ち】
「AirPods Pro」と「SOUNDPEATS Air4」の充電・バッテリー持ちの違いについて解説していく。
フル充電までにかかる時間と連続再生時間を比較したのが下記。
AirPods Pro：フル充電まで2時間 / 連続再生時間は6時間
SOUNDPEATS Air4：イヤホン本体フル充電まで2時間 / 連続再生時間は6.5時間
ぶっちゃけ、大差ない。
微々たる差だから気にしなくてもいいだろう。
「SOUNDPEATS Air4」はTypeCケーブルで充電可能！
ちなみに、”充電するための電源の確保”においては「SOUNDPEATS Air4」が圧勝だ。
なぜなら、「SOUNDPEATS Air4」はタイプCケーブルで充電できるから。
今や世界標準となりつつあるタイプCケーブルで充電できるのは「SOUNDPEATS Air4」のメリット。
、、というか、未だに独自規格のライトニングケーブルでしか充電できない「AirPods Pro」はどうなんているんだ！！！
充電しやすさに関しては「SOUNDPEATS Air4」の圧倒的勝利だ。
AirPods Proと「SOUNDPEATS Air4」の違い【その他】
その他、AirPods Pro」と「SOUNDPEATS Air4」の細かな違いについて解説していく。
「マルチポイント接続機能」の有無
「SOUNDPEATS Air4」にあるマルチポイント接続機能が「AirPods Pro」にはない。
マルチポイント接続は「1つの子機に複数の親機を同時に接続できる機能」で、シームレスな端末切り替えが謳われている。
、、が、ぶっちゃけマルチポイント接続は使わないし、（俺は）付いてようが付いていまいがどうでもよいなと感じた。
「自動耳検出機能」の有無
イヤホンを耳から外した時に自動的に再生されていた音楽が停止する「自動耳検出機能」の有無についても触れていく。
結論、「SOUNDPEATS Air4」には「自動耳検出機能」が搭載されていない。
つまり、耳からイヤホンを外した際に音楽が止まらない。
めちゃくちゃ地味な機能ではあるんだけど、イヤホンを耳から外した際に音楽の再生が停止する「自動耳検出機能」はとても便利。
「AirPods Pro」の勝利だ。
「AirPods Pro」がおすすめな人、「SOUNDPEATS Air4」がおすすめな人
今回は「AirPods Pro」と「SOUNDPEATS Air4」を徹底比較してきた。
結論、1万円以下でしっかりと低音が効いた音質、インナーイヤー型の装着感が好きな人には「SOUNDPEATS Air4」がおすすめだ。
一方で、しっかりとノイズキャンセリングが効くイヤホンがほしいという人には「AirPods Pro」がおすすめだ。
基本的にどんなものにも良いところと悪いところがある。
全部いい商品なんてないし、全部悪い商品ならそもそも売れない。
今回は忖度なくそれぞれの良いところ悪いところを紹介したから、ぜひあなたのイヤホン選びの参考にしてみてほしい。
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