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クラークス「ワラビーEVO WP」を購入レビュー | 合成ゴムソールの魅力に迫る

今回はクラークスの名盤シューズ「ワラビー」を購入したから、履き心地やサイズ感を含めてレビューする。

これから購入を考えている人の参考になれば嬉しい。

クラークスとは?

クラークス(Clarks)は、1825年にイギリスで創業した老舗シューズブランド。

「高級靴ブランド」と「量販ブランド」の中間に位置する存在で、以下のイメージ。

  • 革靴ほど堅くない
  • スニーカーほどカジュアルすぎない

この絶妙な立ち位置により、 以下のような幅広いスタイルに対応可能。

  • きれいめカジュアル
  • 大人の休日コーデ
  • ストリート×クラシック

特に直近では”ストリート系”のファッションでもよく見かけるシューズブランドだ。

ワラビーとは?

ワラビー(Wallabee)とは、クラークスを代表するアイコンモデル。

1966年に誕生し、モカシン構造とクレープソールを組み合わせた独特のデザインが特徴。

ワラビーの主な特徴は以下のとおり。

  • つま先が袋状になったモカシン構造
  • クッション性の高いクレープソール
  • スエード素材が中心
  • カジュアルだが上品な印象

名前の由来は、形がカンガルーの一種「ワラビー」に似ていることから。

ヒップホップカルチャーやストリートファッションとも相性が良く、UK・USのミュージシャンやアーティストが愛用したことで世界的に人気となった。

オリジナルとEVOの違い

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000140622.html

最大の違いは、ワラビーの特徴でもある天然ゴム製の「クレープソール」が使われているか否か。

このクレープソールの”ファン”って人もいるくらい、独特の履き心地らしい。

EVOはそんなクレープソールを現代の技術で再現し、デザイン性を損なうことなく、耐摩耗性・耐滑性を高めている。

その他にも、EVOのアッパーはウォータープルーフ機能を備えており、急な雨でも安心。

EVOは”現代の街履きに最適化したワラビー”と覚えておいてもらえればと思う。

オリジナルとEVO人気なのはどっち?

「オリジナルとEVO、どっちが人気なの?」って話なんだけど、結論から言うとオリジナルの方が人気。

そりゃなんたって歴史が違う。

EVOはここ数年で発売開始されたシリーズだし、その村沿いを知らない人も多いと思う。

やっぱり伝統的なクレープソールを使用したオリジナルを履きたいと思う人が多いみたい。

店員さんも、どっちも人気とは言いつつ、「流石にオリジナルかと思います」と言ってた(笑)

俺が「ワラビー EVO WP」を選んだ理由

一言で言うなら、使い勝手の良さ。

  1. ソールの耐久性
  2. 雨の日でも履ける耐水性
  3. 価格の安さ

せっかく買ったからにはガシガシ履きたい。

オリジナルのクレープソールも魅力的だけど、ソールの手入れの難しさとすり減りの速さを考えると、長く履ける「EVO」を選ぶに至った。

「ワラビー EVO WP」の開封レビュー

さて、早速開封していく。

箱からしてカッコいい。ごちゃごちゃとし装飾があるわけではなく、必要最低限の情報だけ。

店舗で買うとステッカーのおまけがもらえた

店舗で購入したらもらえたおまけのステッカーが入ってた。

ステッカーって可愛いけど使い所に困るよね。

開封の瞬間が一番テンション上がる

さて、いざご対面。

この瞬間がたまらなく好き。

横からのシルエットが美しい

真横から見るとわかるけど、結構ソールの厚みはある。

これは身長が盛れそうだ。少なくとも3センチは盛れると思う。

反対側から見るとこんな感じ。

ワラビーといえばブーツカットモデルも有名だけど、俺はこっちが好き。

ラグジュアリー×カジュアルのMix

上から見るとこんな感じ。

インソールもラグジュアリーな感じでカッコいい。

うーん、素晴らしいシルエット。

ファッションに詳しくない人でも分かるほど特徴的なデザイン。

言語化が難しいんだけど、雑誌のポパイに出てきそうな雰囲気がある。

秋冬にピッタリの素材感

スウェードのアッパーは冬の季節にぴったりの素材感。

冬はベージュのスウェードが気分よね。

EVOはクレープソールではない

そして、ワラビーの特徴的な生ゴムの「クレープソール!」と言いたいところだが、これは違う。

EVOシリーズは削れに強い合成ゴム製ソールなのだ。

インソールのクッション性も抜群

本家のワラビーと違ってEVOシリーズはクッション性が良い中敷が入っている。

これも履き心地の良さにつながっている。

ワラビーは身長が盛れる

背面から見たシルエット。

こう見るとソールの厚みを実感する。

ブランドタグをつけておくのが”粋”な履きこなし

ちなみに、ワラビーはこのように靴紐にブランドタグをつけるのが王道の履き方。

店舗のスタッフさんに聞いたんだけど、なんとクラークスジャパンは本国イギリスで正式に許可を得てこのタグを発行できるらしい。

今なら購入者全員に追加で一枚タグをプレゼントしているとのこと。

俺はオレンジを選んだんだけど、マジで可愛いアクセントになるから絶対につけて履くのがおすすめだ。

実際に「ワラビー EVO WP」を履いた感想

「スニーカーと変わらない履き心地の良さ」

これが全てだと思う。

寒さで硬化しにくい合成ゴムソールと、しっかりしたインソールのおかげでスニーカーと同レベルの履き心地を実現している。

もちろん、ニューバランスの990など、履き心地を追求したハイグレードスニーカーには敵わないけど、日常生活で不便を感じることはまずないと思う。

オリジナルのクレープソールはカチカチ(冬場はやばい)

オリジナルワラビーと履き心地を比較するために、実際に店舗でクレープソールのモデルも履いたけど、冬の寒い時期だったこともあって固かった。

地面のコンクリの質感をダイレクトに感じるというか、バンズのスリッポンとかコンバースのオールスターに似てる。

つまり、クッション性がない。

低温時でも硬くなりにくく、冬場でも屈曲性とグリップ性を保ちやすい合成ゴムソールのEVOは履き心地に優れているといえる。

この履き心地なら、一日ディズニーとかでも耐えられそう。

「ワラビー EVO WP」のサイズ選びのコツ

ワラビーはサイズ選びが難しい。

通販で普通のスニーカーを買う時と同じ感覚でサイズを選んでしまうと確実に失敗する。

スニーカーよりも0.5~1.0サイズ小さいサイズを買うのが良いだろう。

スニーカーというよりも、革靴を買う感覚で選ぶと良いと思う。

革靴あるあるで、履き始めはちょっと窮屈なんだけど、履いているうちに革が伸びて足にフィットしてくる。絶対にスニーカーと同じ感覚でサイズを選んではいけない。

「ワラビー EVO WP」はどんな人におすすめ?

実際にオリジナルとEVO両方を履いて検討していた俺の観点から、「ワラビー EVO WP」はどんな人におすすめか?を書いていく。

ワラビー EVO WPがおすすめな人

ワラビーのデザインはそのままに、より日常生活でガシガシ履きたい人におすすめ。

EVOは、以下3点の理由により、天然ゴムソールのオリジナルよりも圧倒的に履きやすさが向上している。

  1. EVOはインソールが標準搭載されている点
  2. 撥水加工が施されたアッパーが使用されている点
  3. 削れにくく滑りにくい合成ラバーソールが使われている点

それでいてデザインはオリジナルと瓜二つ。

ワラビーを詳しく知らない人は、99%判別できないと思う。

オリジナルがおすすめな人

逆に、伝統を忠実に守った”ホンモノ”のワラビーを履きたい人はオリジナルを買った方が後悔がないと思う。

俺はそもそもEVOの存在を知らなくて、会計時になんか安くね?って思って聞いて初めてオリジナルとEVOが別物であると気づいた。

店員さんにそれぞれのメリデメを詳しく聞いて納得した上でEVOを買ったけど、クレープソールを試したくてワラビーを買おうとしてるなら注意が必要。

ワラビーの良さは唯一無二のデザインにあり

最後になるが、ワラビーの良さはこの唯一無二のデザインにあると思う。

足をさっぱりと包み込む袋型のデザインは、まさに革靴版のイージーブースト350。

このブランドを知らない人でも、「あ!なんか見たことある有名な靴じゃん」ってなるはず。

革靴だけどフォーマルになりすぎず、スウェード生地独特の温かみを出してくれるワラビーは一足あると一気にコーディネートの幅が広がる。

気になる人はぜひ一度手に入れてみてほしい名作シューズだ。

きっと後悔しない買い物になるはず。

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