今回はコンバースの中でも一風変わった存在のスニーカー「ONE STAR(ワンスター)」の履き心地について紹介する。
サイズ感やおすすめのポイントについても解説するから、購入を検討している人はぜひ参考にしてほしい。
コンバース「ONE STAR(ワンスター)」とは?
「ONE STAR(ワンスター)」は1974年に誕生したレザーバスケットボールシューズ。
当時の技術では製造が難しかったうえ、高品質なレザーを安定して確保することができず、わずか2年で販売中止になったことから、別名「70年代の幻」とも呼ばれている。
販売中止からおよそ8年を経た1984、MADE IN JAPANにてスムースレザーの「ワンスター」が復刻。
現在も『コンバース』の最高機種として君臨している。
コンバース・ワンスターの特徴
コンバースワンスターの最大の特徴はギラッと光るガラスレザー(牛革)のアッパー。
高級感のあるガラスレザーのアッパーが、フォーマルな印象を醸し出してくれる。
ヒールパッチには「ONE ★ STAR」の文字が。
印刷ではなく、実際にゴムが貼り付けられている。
こうした細部のこだわりが男心をくすぐる。
コンバース「ワンスター」の履き心地について
結論、ワンスターの履き心地はあまり良くない。
なぜなら、レザーのアッパーが馴染むまで固いし、ゴムソールゆえにクッション声も皆無だから。
かろうじてインソールが若干柔らかいけど、そんなの微々たるもの。
普通のコンバースオールスターと大差ないから、履き心地の良さを期待して買うスニーカーではない。
あくまでも”お洒落目的”で買ってほしい。
コンバース「ワンスター」のサイズ感・サイズ選びについて【オールスターと比較】
これからワンスターの購入を考えている人向けに、サイズ感、および、サイズ選びについて解説する。
結論、サイズ感はいつも履いているスニーカーのサイズで選んでよいと思う。
俺は他ブランドを含め、普段は27.5センチのスニーカーを履くことが多いがワンスターに関しても27.5センチがぴったりだった。
また、アッパーが革製とはいえ、スニーカーだからサイズ感を落として革靴のようにピッタリ履くのはオススメしない。
ワンスターとオールスターのサイズ感の比較
結論、オールスターと同じサイズを選べばOK。
ボテっとした横幅が広いシルエットに見えるが、靴の中は案外細い。
サイズを落として買うとつま先が窮屈だし、オールスターと同じサイズを選んでおけば失敗しないだろう。
コンバース「ワンスター」はどんな人におすすめ?
コンバース「ワンスター」は、ワンランク上の大人っぽいコーディネートを好む人におすすめだ。
なぜなら、光沢のあるレザーのアッパーが非常に上品で一般的なスニーカーよりも高級感があるから。
スラックスに合わせるのもよし、ヴィンテージの軍パンに合わせるのもよし。
ワンスターは合わせやすさが魅力のスニーカーでもある。
もう発売から半世紀ほど経っているスニーカーということもあって、履き心地は最新テクノロジーを搭載した最近のスニーカーには勝てない。
しかし、いわゆる”ローテクスニーカーの良さ”を凝縮したようなスニーカーであることは間違いない。
気になる人はぜひチェックしてみてほしい。