今回はBang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX Timber」を購入したからレビューする。
実はすでに2ヶ月ほど使ってみているから、実際に日常生活で使った感想も踏まえて紹介していく。
これから購入を考えている人の参考になれば嬉しい。
Bang & Olufsen(バング&オルフセン)とは?
Bang & Olufsen(バング&オルフセン)は、デンマークの高級オーディオブランド。
ラグジュアリーで美しいプロダクトデザインと、フラットでクリアな音色が特徴。
Bang & Olufsenは高級車のカーオーディオにも採用されている
ランボルギーニやベントレー、アウディなど、いわゆる”高級車メーカー”の車内オーディオにも採用されている。(引用元:公式HP)
競合製品と比べて価格が圧倒的に高いこともあり、オーディオ界のベンツと言ってしまっても過言ではないだろう。
Bang & Olufsen(バング&オルフセン)の店舗一覧
現在、国内にあるBang & Olufsen(バング&オルフセン)の正規販売店は11店舗。
店舗一覧は下記。
- 表参道
- 赤坂
- 日本橋
- 六本木
- 秋葉原
- 西武渋谷
- 伊勢丹新宿
- 埼玉
- 梅田(大阪)
- 岡山
- 博多(福岡)
表参道ヒルズをはじめ、各都市の一等地に出店しているようだ。
さすがヘッドホン界のロールスロイス。
俺がBang & Olufsenの「Beoplay HX Timber」を購入した理由
今回俺がBang & Olufsen(バング&オルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX Timber」を購入した理由は2つある。
- 好きなインフルエンサー「Shun Koyama」さんの影響
- 高級ヘッドホンが欲しかったから
好きなインフルエンサー「Shun Koyama」さんが着けていたから
1つ目の理由は、好きなインフルエンサー「Shun Koyama」さんが着けていたのに影響を受けたからだ。
「Shun Koyama」さんは、度々このブログでも取り上げているYouTubeや Instagramを中心に活動しているインフルエンサー。
スーツ姿やコート姿に合わせていたヘッドホンがカッコよすぎて調べたら、Bang & Olufsen(バング&オルフセン)の「Beoplay HX Timber」だったってわけ。
マーケティングには雑誌広告やWEB広告など様々な手段があるが、やはりインフルエンサーのもつ訴求力は凄まじい。
同じアイテムを使うことで少しでもそのインフルエンサーのカッコよさに近づける気がするから、つい買ってしまう。
高級ヘッドホンが欲しかったから
2つ目の理由は、高級ヘッドホンが欲しかったから。
というのも、ちょっと前にパートナーが買った高級ヘッドホンを使わせてもらって衝撃をうけたんだ。
パートナーが買ったのはBOSEの「QuietComfort 45」というヘッドホンで、価格は36,000円。当時3,800円のヘッドホンを使っていた俺はその圧倒的な音質の良さと包み込まれるような快適な付け心地に驚いた。
それ以来、俺も高級なヘッドホンが欲しくなってしまった。
安いヘッドホンでも音楽は聴けるけど、当たり前に音質が良いに越したことはない。
それに、高級品は機能的価値だけでなく、圧倒的な所有欲を満たしてくれる”情緒的価値”も兼ね備えている。
そして今回購入したのがまさかの6万円近くする高級ヘッドホンだったってわけだ。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」の開封レビュー
さてお待ちかね!
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」の開封レビューをしていく。
箱を開ける瞬間がたまらなくワクワクする。
異次元に高級感あふれるパッケージ
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」のパッケージはApple製品に似ている。
特に、「開けさせる気ないでしょ!?」と言わせかねないギチギチに詰まった隙間がそっくりだ。
箱と箱の隙間がなさすぎてブンブン振っても開かないレベル(笑)
早く開けたいのに開かないもどかしさがAppleと一緒!!
高級感あふれるケース
やっとこさパッケージを開けると、今度はとんでもなく品のあるケースが出てくる。
「このケースだけで数千円はするんじゃないか!?」ってレベル。
まだヘッドホン本体にはお目にかかれない。
中央に「Bang & Olufsen」の文字。
それ以外、無駄な装飾は一切ない。
このケースの感じもApple製品っぽい。
丸みを帯びたシルエットが美しい。
そして、紐だけ色付き。
真っ白に統一されたデザインだから、革の紐が良いアクセントになっている。
圧倒的”美”
ケースを開き、ついに本体が現れた。
まじで美しい。
今までヘッドホンに美しいとか感じたことがなかったけど、今、強烈に感じている。
ホント、ため息がでるほど綺麗。
単なるヘッドホン、ではなくて”音を楽しめる芸術作品”に近い。
新品のいい香りがする。
革製品独特のあの心地よい匂い。イヤーパッドやヘッドバンドにレザーが使われているゆえ、革の匂いがするわけだ。
タイプCの充電ケーブルと有線ケーブルが付属
付属品は説明書と、充電用のタイプCケーブル、有線接続用のケーブルだ。
タイプCケーブルで充電できるのがよい。
最近ではiPhoneもタイプCケーブルに対応したし、持ち歩くケーブルの種類が少なくて住むのは有り難い。
フィルムを剥がすドキドキ感
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」はヘッドホンの側面がタッチパネルになっている。
側面を守っていたフィルムを剥がす。新しい商品のフィルムを剥がす感じ、たまらないね!!
究極のミニマリズム。
そしてこれがBang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」の本体だ。
公式サイトによると、「究極のミニマリズム」を追求しているらしく、そのコンセプトを忠実に再現した素晴らしいデザインに仕上がっている。
レザーのイヤーパッドはしっとりとした低反発性で、この上ない触り心地。
「L」と「R」の文字でシンプルに左右どちらの耳か示しているデザインも使い手を考えてくれている感があって素敵。
世界一美しいヘッドホンは、Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」だと思う。
ここまで完成されたデザインは他にない。
ここからは機能性含め、さらに深掘ってレビューしていく。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」は圧倒的な高級感がある
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」の最大の特徴は、その圧倒的な高級感にある。
圧倒的な見た目の良さ
圧倒的なビジュの良さ。所有欲が満たされる音がする。
北欧ならではの洗練されたシンプルかつラグジュアリーなデザイン性は、市場にある他のヘッドホンより頭ひとつ抜けて高い。
俺もこのデザインに惚れて購入している。
まるでベンツの内装のような高級感
「Beoplay HX」は全部で3色展開。
普段小物から服に至るまで黒色を好んで買うけど、このヘッドホンに関しては「Timber」が一番好き。
車で言うところのベンツみたいなカラーリングがマジで好み。
昔買ったSONYのヘッドホンもそうだったけど、俺はオレンジ色のヘッドホンが好きなのかもしれない。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」の音質評価
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」の音質についてレビューしていく。
結論、驚くほどの音質は期待しないほうがいい。
たしかに、3千円そこらのヘッドホンと比べると音に深みを感じるというか、立体的でワクワクする音に仕上がっている。一方で、6万円の音かと言われると回答に困ってしまう。
音質は他の高級品ヘッドホンに劣る
やっぱり、音質に関してはSONYやBOSEが頭一つ飛び抜けている。
あくまでもデザイン性を楽しむ目的で購入するのが良いだろう。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」のアプリイコライザーの性能
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」は専用アプリを活用して音質を変化させることができる。
俗にいうイコライザー機能ってやつで、高音〜重低音まで自分好みの音に調整可能。
「Beoplay HX」はフラットな音質
実際にアプリを使ってリアルタイムで音質を変えてみると分かるんだけど、大幅に音質が変化する。
本来、Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」はかなりフラットな音質。
イコライザーをいじれば重低音も出せる
俺は重低音が好きだから、イコライザーを使ってズンズンと腹に響く重低音仕様にカスタマイズしている。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」の着用感・つけ心地
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」の付け心地についてレビューする。
結論、付け心地はめちゃくちゃ良い。窮屈感が皆無。
元々使っていた3,800円で買った「Mpow H7」と比べると、マジで雲泥の差。
すっぽりと耳を包み込んでくれる
耳がすっぽりと包まれる設計のため、耳がぶつかって痛いとか、圧迫感を感じることもない。
ふわふわとした低反発クッションと上質なレザー製のイヤーパッドの組み合わせが、優しい付け心地を実現している。
ヘッドバンドの締め付け具合もちょうどよい
ヘッドバンドの締め付けについて、最初はやや強めだがおそらく内部に針金が通っている仕様のため、しばらく使っていると馴染んでくる。
アルミ削り出しのスライダーが美しい
また、アルミニウム削り出しで作られた美しいスライダーでフィット感の調節が可能。
付け心地に関しては流石と言わざるを得ない仕上がりになっている。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」の操作性
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」の操作性についてレビューする。
結論、操作性は60点だ。
電源のオンオフおよび、ノイズキャンセリングモード&外音取り込みモードをボタンひとつで切り替えられるのは高評価。
タッチ操作は想像以上に使いにくい
一方で、タッチ操作が驚くほど使いにくい。
左右のハウジング部分をタッチすることで「音量の上げ下げ」や「曲の先送り」「再生・一時停止」を行う仕様なんだけど、感度が悪すぎてまるで使えない。
俺は普通にスマホから操作するようにしている。
「“タッチ操作”という先進的でスタイリッシュな操作方法を取り入れてみたけど上手くいかなかった」の典型例だと思う(笑)
そんなわけで、「操作性はあまり良くない」という評価をさせてもらう。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」のノイズキャンセリング性能
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」のノイズキャンセリング性能についてレビューする。
結論、ノイズキャンセリング機能は「AirPods Max」や「SONY WH-1000XM5」など他のヘッドホンに比べて弱い印象。
適度なノイズキャンセリングの効果
実際に電車に乗っている時に試してみたんだけど、「AirPods Pro」のようなマジの無音にはならなかった。一方で、電車のレールが擦れる音など不快な音は消してくれて、アナウンスなど必要な音は聞き取れるレベルに調整されている。
完全無音の空間を作り出したい人にはちょっと物足りなく感じるが、嫌なノイズを除去して最低限、必要な音は聞こえるようにしたいという人にはめちゃくちゃ刺さると思う。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」の外音取り込み性能
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」の外音取り込み機能の効果についてレビューする。
結論、若干の機械音は残るものの、かなりクリアで良いと思う。
「AirPods Pro」とも比較してみたが、大きく性能差はない。普通に使えるレベル。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」のペアリング性能
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」のペアリング性能についてレビューする。
結論、ペアリング速度は高速で、なんの不自由もない。
優秀。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」の重さ・重量
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」の重量や、体感の重さについて解説する。
「Beoplay HX」は288g
まずは実際の重さについて見てもらおう。
重さは「288g」だった。
公式サイトの商品説明欄には「285g」と書いてあったが、まあこれくらいは誤差の範疇だろう。
他ヘッドホンに比べると重いが慣れる
比較対象がないと分かりにくいから、俺が元々持っていた安物のヘッドホンの重さも測ってみた。
199gでおよそ190gほど差がある。
2つを手に持ってみると、「Beoplay HX」の重さを実感できる。
一方で頭につけた感じはそんなに変わらない。多少重たいように感じるけどすぐに慣れる。
ぶっちゃけ高級品はちょっと重たいくらいが丁度よい。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」と他ヘッドホンの比較
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」と他のヘッドホンの比較をしていく。
具体的には、3,800円の俺が元々使っていたヘッドホンと、36,000円のBOSEのヘッドホンの2機種と比較していく。
MPOW H7との比較
まずは俺が元々使っていたAmazonで3,800円で買った「MPOW H7」との比較。
- 音質は大差なし
- 付け心地は「Beoplay HX」の勝ち
- デザイン性は「Beoplay HX」の勝ち
値段が15倍以上も違うんだから性能が異なって然るべきだが、ぶっちゃけあまり音質の違いは感じられなかった。
強いて言えば、「Beoplay HX」のほうが音に厚みがあったことくらい。
一方で、付け心地には雲泥の差があった。
「MPOW H7」はオーバーイヤー型であるにも関わらず、耳が圧迫されて長時間つけていると痛かった。
しかし「Beoplay HX」は圧迫感を感じることがない。
デザインの完成度も圧倒的に「Beoplay HX」の方が高い。
もはや「MPOW H7」がおもちゃに見えてくる。
この高揚感は「Beoplay HX」でしか手に入らない。
BOSEとの比較
続いてパートナーが使っている「BOSE」のヘッドホンとの比較をしていく。
- 音質は「BOSE」の勝ち
- 付け心地は大差なし
- デザイン性は「Beoplay HX」の勝ち
やっぱり「BOSE」は凄かった。低音の鳴りが違う。音質で選ぶなら、低音好きには絶対に「BOSE」がおすすめだ。
付け心地は両者共に大差なし。流石に3万円以上するヘッドホンだけあって、付け心地は両者とも文句ない仕上がり。
デザイン性に関して、俺は「Beoplay HX」の方が好きだった。
一言でいうと、高級感が違う。
アルミ製のスライダー、レザー製のイヤーパッド、洗練されたスマートなデザインセンスは北欧が誇る高級オーディオブランド「Bang & Olufsen」が圧勝だと思う。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」と似ているヘッドホン
ちょっと本題とは逸れるんだけど、Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」をAmazonで買おうとしていたら、デザインがめちゃくちゃ似ているヘッドホンを発見した。
「Anker Soundcore Life Q30」というヘッドホンで、ハウジング部分やイヤーパッドの形が(かなり)そっくり。
初めてみた時は、心の中で「Anker Soundcore Life Q30が見た目そっくりすぎるんだがww」と思わずツッコミを入れてしまった。
「Anker Soundcore Life Q30」の値段は9,000円ほどで、Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)の「Beoplay HX」は59,900円。じつに6倍以上の差がある。
ちなみに、実際にAnkerの店頭で付け心地を試してみたけど普通に良い(笑)
俺は所有欲を満たしたかったからBang & Olufsen(バングアンドオルフセン)を選んだけど、ぶっちゃけそこまでこだわりがなければ普通にAnkerを買うのが正解な気がする。
Bang & Olufsenのヘッドホン「Beoplay HX」の総評
最後に、Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のヘッドホン「Beoplay HX」の総合評価を書いていく。
ビジュアルは100点、音質・ノイキャンは70点
結論、ビジュアルは100点。音質・ノイキャンは70点だ。
デザイン性の高級感とお洒落具合は文句なし。車で言うところのベンツ、街で例えるなら表参道みたいなオシャレさ。
AirPods Maxと迷った
実は「AirPods Max」と、どちらを買うか迷っていたけど、AirPods Maxはヘッドがシリコン製ですぐ劣化しそう&ちょっと安っぽいからBang & Olufsenにした。
SONY WH-1000XM5とも迷った
ちなみに、もうひとつの候補「SONY WH-1000XM5」とは最後まで迷ったけど、見た目の良さで「Beoplay HX」を選んだ。
高級品でしか満たせない欲がそこはある
値段については、59,900円と他のヘッドホンとは一線を画した高価格帯。しかし、高いものでしか得られない満足感がそこにはある。
圧倒的に所有欲が満たされるし、つけて街を歩くだけでワクワクする。
Amazonで買うと6,000円くらい安い
ちなみに、Amazonで購入すれば53,000円くらいで買える。
6,000円も違うから、俺はAmazonで買うのをおすすめする。俺はAmazonで買った。
基本的に高級品は店舗で買いたい派だけど、同じものが6,000円OFFで買えるならAmazonを使わない手はない。
値段はちょくちょく変動するし、下にAmazonのリンクを貼っておくからよかったら参考にしてほしい。