ゴローズをネットで検索すると必ず関連キーワードに「ダサい」と出てくる。
今回は「なぜゴローズ(goro's)はダサいと言われるのか?」について、実際に何度かゴローズ店内に買い物で足を運んだことがある、いちユーザーの視点から考察していく。

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ゴローズはカッコいい?それとも「ダサい?」
俺の意見は「ゴローズはカッコいいし、ダサくもない」だ。
実は俺も一時期ゴローズに魅了されていた過去がある。
しかし、今はいらないと思っているのが正直なところだ。
ゴローズとは?カルト的人気の理由
そもそも「ゴローズとは?」という人のために簡単に紹介しておく。
ゴローズ(goro's)は、日本のインディアンジュエリーの草分け的存在である高橋吾郎が1971年に設立したシルバーやレザーアイテムのブランド。
1990年代の渋カジブームから始まり、現在も原宿の店舗前には100名以上の行列をつくり、カルト的人気を誇る。
ゴローズはブランディングの天才
そもそもインディアンジュエリー自体、日本ではかなりマイナーなジャンル。
しかし、ゴローズはファッションに詳しくない人でも知っているレベルの知名度と人気を誇っている。
それはゴローズがマーケティングの天才だから。
これはシュプリームにも通じるところがあるが、品薄商法による希少価値訴求が消費者の購買意欲を掻き立てているんだ。
みんなが欲しがっているけど供給量が少ないから買えない。買えないから欲しくなる。見せ前に行列ができるほどの話題性が更に新たなファンを呼ぶ。
一連のサイクルを作り上げたゴローズ運営はもはや天才以外のナニモノでもない。
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店員さんの態度が悪いと評判
ゴローズは店員さんの態度が悪いと評判だ。
ここもシュプリームと似たところがあるように思う。
では実際はどうなのか?
実際に並んで店舗に入ったことがある俺の意見としては、「別に普通じゃない?」だ。
別に嫌な態度を取られることもなかったし、高圧的な物言いでもなかった。
ゴローズのアイテムはカッコいい
実際にゴローズのアイテムはカッコいいと思う。
あくまで男目線だし、無骨なデザインが苦手という人もいるかも知れないが、俺は単純にカッコいいと思う。
ゴローズが似合う日本人はあまりにも少ない
実際に買ったこともある俺が「ゴローズはカッコいいけどダサい」と結論付けている理由は、ゴローズが似合う日本人があまりにも少ないからなんだ。
ゴローズのモチーフとなっているインディアンジュエリーは、「インディアン」「ネイティブアメリカン」といわれるアメリカの先住民が作ったジュエリー。
ゴリゴリの顔濃い系民族なら似合うが、平均的な日本人の顔に合わせるには少々難易度が高い。
ぶっちゃけ、アクセサリーの圧に顔が負けてしまう。
顔の濃いイケメンなら許されるが、、
芸能人でも木村拓哉さんなど、いわゆる顔が濃いイケメンがつけていることで有名だが、彼の場合は似合っている。顔がアクセサリーに負けていない。
しかし、残念なことに多くの日本人にとって、ゴローズはオーバースペックなんだ。
ゴローズは女子ウケが悪い
ゴローズは女子ウケの観点からもかなりリスキーなアイテムだ。
実際に女友達にも何人かに聞いてみたが、「正直ダサい」「本人が自己満足でつけているんならいいんじゃない?ウチらのネイルと一緒でしょ」など、少なくともポジティブな意見は返ってこなかった。
女子ウケが全てじゃないけど
「別に女子ウケが全てじゃない、自分の好きなものをつけるんだ!自己満足なんだ!」という意見は分かるし、俺もそう思っていた。
ただ、実際に「あまりウケが良くない」という現実を突きつけられると正直キツイ。
ネットの口コミはもっと辛辣
口コミには「ギラついていてキモい」とか「羽?w」など辛辣なものも多く、正直5万円近い高級ジュエリーなのにこの扱いはしんどい。
一般論として、ゴローズのアクセサリーは女子ウケしない。これは紛れもない事実だ。
ゴローズはカッコいいけどいらない
今回は「ゴローズはダサいのか?」に関して、俺なりの意見を書いてみた。
アクセサリー単体で見ればカッコいいデザインだし、多くのファンが付くもの分かる。ゴローズは男のロマンだ。
しかし、熾烈な並びと抽選に勝ち抜いて、高いお金を出して手に入れた結果が、女性からの辛辣な意見となれば話は別だ。
他人からの評価も大事
人は社会的動物であり、他人の評価を完全に無視することはできない。
俺個人としてはゴローズはカッコいいと思うけど、かけるコストに大して見合ってなさすぎると言うか、むしろマイナスだから俺はいらない。
少なくとも、今の考え方が根本からひっくり返らないことには今後買うことはないと思う。