今回は、ストリートファッション入門編ということで、全くの畑違いではあるんだけど畑違いなりの視点から初心者にも優しいストリートファッションを紹介していく。
というのも最近、俺のストリートファッションしたい欲がヤバい。
ここ1~2年はずっと女子ウケ◎の韓国系シンプルファッション一択だったから、その反動で悪ガキちっくなストリートファッション熱が再燃してしまった。

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ストリートファッションはモテない【女子ウケ△】
まず初めに残酷な事実を伝えておこう。
ストリートファッションはモテない。
もちろん、ストリートファッションが好きな女の子もいるけど、それはごく少数。
大多数の女の子はやんちゃで近寄りがたい雰囲気のストリートファッションを嫌がる傾向にある。
ストリート系は危険なオーラ
色んな意見があると思うけど、ストリートファッションがモテない一番の理由は危なそうだから。
ストリートカルチャーは大麻などドラッグとの結びつきが強く、威圧的な雰囲気の人も多い。
特に真剣に将来を考える必要がある20代後半で、チャラチャラした危なそうな男をパートナーに選ぶのはリスクでしかない。
ストリートファッションはイケてる

@qs86_shuhei
そんなわけで、ストリートファッションはモテない。
しかし、友達と遊ぶ時とか、ファッションを楽しむという観点で考えると、ストリートファッションほど男心をくすぐられるジャンルはないと思う。
男が憧れる男と女が憧れる男は全く別。
”男が憧れる男”のファッション

@qs86_shuhei
ストリートファッションは男が憧れる男のファッションだ。
野村周平、窪塚洋介、男が憧れる男は皆ストリートファッションが似合う男達なのだ。
王道のストリートファッションブランド5選
ここからは、ストリートファッションの王道ブランドを5つ紹介していく。
迷ったらこれらのブランドの中からアイテムを買えばまず間違いないだろう。
Supreme(シュプリーム)
キング・オブ・ストリートブランド。
シュプリームは日本の裏原カルチャーを背景に世界的知名度を獲得し、今なおストリートブランド界の頂点に君臨し続けるスケートブランドだ。
ブランド名のSupremeは「最高」の意味を意味し、その名に恥じない知名度と人気を誇る。
通称”ボックスロゴ”と呼ばれるシンプルなロゴが配置されたアイテムはファッションに詳しくない人でも一度は見たことがあるはず。
余談だが、本物は超絶入手困難な上に偽物が大量に出回っているから、街で見かけるボックスロゴTシャツの大半は偽物かもしれない。
Stüssy(ステューシー)
ステューシーは1980年にショーン・ステューシーが、彼の仲間のためにデザインした数枚のTシャツから始まったアパレルブランド。
ステューシーはシュプリームの設立者であるジェームス・ジェビアと交流が深く、シュプリームのアイテムにはステューシーの影響うけたものも多いんだとか。
最も有名なのはこのグラフィックTシャツだろう。
創業者のステューシーが、自身の名前を殴り書きしたロゴをプリントしたTシャツを販売したところ、人気が爆発。以後ブランドを代表する定番アイテムとなっている。
INDEPENDENT(インディペンデント)
1978年設立された、スケートボード業界でその名を知らない人はいない、というほど有名なトラックブランド。
「トラックってなんやねん?」って人のために補足すると、「トラック」はスケボーのパーツ。
基本スケボーのパーツが有名なブランドではあるが、アパレルもやっていて、そのアイテムが結構カッコよかったりする。
価格も3,000円〜5,000円前後と手頃なものが多く、初心者に優しいブランドだ。
デザインも申し分なくカッコいい。
Dickies(ディッキーズ)
ディッキーズはアメリカを代表するワークウェアブランド。
第二次世界大戦中にアメリカ陸軍の制服として使用されていた歴史を持つ。
ディッキーズの「874」は永久不滅の名作。
テキサスの石油労働者向けに売り出された「874」は、そのタフな作りに目をつけた西海岸のスケーターたちに愛用され、ファッション界においても絶大な人気を獲得した。
VANS(ヴァンズ)
VANSは、1966年にポール・ヴァン・ドーレンが3人のパートナーと共にカリフォルニア州にショップを設立したことから始まったシューズブランド。 ブランド名の由来は「ヴァンと、その仲間達」からきている。
丈夫なアッパーとグリップ力の強いソールでアメリカ西海岸のスケーター達に愛され、スケートシューズとしてファッション界で知名度を得ていった。
VANSの歴史は、スケーターなら一度は観たであろう伝説の映画「ロード・オブ・ドッグタウン」で学ぶことができる。
VANSといえばオールドスクールやスリッポンのイメージが強いかもしれないが、実はスケーター達に愛されるきっかけになったのは「オーセンティック」と後の「エラ」だ。
VANSはスケートカルチャーを語る上で欠かせないブランドだから、ストリートファッションをするなら一足は持っておくことをおすすめする。
ちなみに、日本のABCマートで売られているVANSはライセンス契約で作られた日本仕様モデル。
本場アメリカのモデルは下記のAmazonリンクから買える。
初心者がシュプリームを買うと事故る
ストリートファッションといえば、シュプリームを思い浮かべる人も多いだろう。
しかし、多くの場合、ストリートファッション初心者がシュプリームに手を出すと事故る。
ヒカキンさん・瀬戸弘司の事故例
ヒカキンさんや瀬戸弘司さんがいい例だろう。
別に彼らが悪いわけじゃない。ただ、客観的にみてダサいだけ。
初心者が手を出すのは危険
シュプリームは「よく分かんないけど人気だから金持ちがこぞって着ているブランド」と思われがち。
アイテム自体はめちゃくちゃカッコいいし、ブランドに紐づくバックグラウンドもめちゃくちゃイケてるんだけど、中途半端な初心者が着るとブランド負けする。
シュプリームはある程度ストリートファッションに慣れてから着るのをオススメする。
”ストリートファッション慣れてる感”が出るアイテム

@qs86_shuhei
ここからは、ストリートファッションに”慣れている感”が出るアイテムを3つ紹介する。
これらのアイテムを身につければ、にわか感、初心者感を払拭できるはず。
ビーニー
ビーニーを深くかぶっているスケーターは上級者(偏見)。
ちょっと怖いイメージがあるビーニーだけど、ストリートファッションには欠かせないアイテムだ。
最近はバケットハットやキャップを被っているスケーターも多いけど、玄人はビーニーに生地の厚いパーカーのフードを被っている印象がある。
一気にストリート感が出るからおすすめ。
ディッキーズのパンツ
ディッキーズの874はストリートファッションの定番。
細すぎず太すぎない絶妙なサイズ感と、転んでも破れないタフな生地は全スケーターから熱い支持を受けている。
コンバースのオールスター
「え?コンバース!?」と思ったあなたへ。
実は、コンバースをスケシューとして使っているスケーターは多い。
VANSのオールドスクールやナイキSBを履くスケーターが多い中、スケートパークで一際目を引くような上級者はコンバースのオールスターを履いていたりする。
玄人好みのアイテムとしてオールスターをチョイスするのはアリだと思う。
ストリートファッションは楽しい
今回はストリートファッション初心者が選ぶべきアイテムやブランドを紹介してきた。
王道なのは今回紹介したブランド達だけど、そもそもストリートファッション自体に明確な定義はない。自分のテンションが上がる、自分がご機嫌になれる各々のストリートファッションを楽しんでほしい。
ストリートファッションを上達させるコツ・考え方
まずは自分がカッコいいと思う憧れの人の服装を出来るだけ真似してみるのが習得の近道かもしれない。
俺は野村周平さんに憧れてストリートファッションにハマった口だけど、みんな各々カッコいいと思う人を見つけてマネするところから最初の一歩を踏み出してみてほしい。