今回は『チョークストライプのスーツ』が欲しくて色々調べた結果、スーツセレクトのラインナップが一番カッコ良かったから紹介していく。
俺が『チョークストライプのスーツ』に憧れる理由
そもそも「チョークストライプ」ってなんだよって人もいるだろう。
「チョークストライプ」はスーツの柄の名称だ。
「チョークストライプ」とは?
チョークストライプとは読んで字の如く「白いチョークで線を引いたような縞柄、輪郭が少しかすれた線が特徴のストライプ」。
スーツの柄の一種で、特にネイビー地のストライプはドレッシーな雰囲気でエグゼクティブクラスの装いの代表格。
中でも『ネイビーのチョークストライプ』は金融関係の成功者が好むことから別名”バンカーストライプ”とも呼ばれている。
俺がチョークストライプのスーツに憧れる理由
俺がネイビーのチョークストライプスーツに憧れる理由は完全にこれ。
資本主義世界の王者「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の主人公ジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ演)の超有名なスピーチシーンで着用されていたのが『ネイビーのチョークストライプスーツ』だったからだ。
ちなみに俺はこの時のディカプリオの装いに憧れて水玉模様の赤ネクタイを買った。
社会人2年目で『チョークストライプのスーツ』はナメている?
チョークストライプのスーツは大人の余裕漂うエレガントな印象を与えてくれる一方で、社会人2年目のペーペーが着ていると「ナメた新人がいる、」と先輩に目をつけられかねない。
今の時代そんな会社は少ないのかもしれないが、何よりも取引先の顧客からの印象が危ぶまれる。ここは慎重に検討せねばならない。
戦略コンサルは地味なスーツを着ている
ここでスーツを選ぶ際の面白いエピソードを紹介する。
就活生人気No.1の超エリート職「戦略コンサルティングファーム」に勤める社員から聞いたのだが、戦コンではあえて地味なスーツを着るように指導されるらしい。
なんでも「お客様先に高給取りだからって生意気だな、いけ好かないな」と思われるのを避けるためにそうしているらしい。
奴らはスーツの選び方まで戦略的だ。
toCの商談の場ではむしろ武器になる
戦コンの例の通り、toB(法人向け)の営業では生意気だと思われかねないチョークストライプスーツだが、こと「toCの商談の場」ではむしろプラスに働く可能性がある。
というのも、前述の通りチョークストライプ柄は「落ち着いた大人の雰囲気と威厳」を演出する。
特に一般のお客様向けに高額商品を販売している不動産営業マンは若造だと思われないようにわざとどっしりと構えたスーツの柄を選ぶ傾向にあるらしい(不動産営業マンの友人談)
俺の仕事は一般:法人=7:3
俺は企業の人材コンサルティングをしながら一般のビジネスマンの転職を手掛けるいわゆるエージェントのような仕事をしている。
企業訪問が3割、一般の候補者と面談するのが7割だから、基本的にはtoCの商談の場が多い。
顧客の社長と話す時は可愛がってもらうために無地の新人感バリバリのスーツを着て、一般の候補者と話す時は信頼を勝ち得るために落ち着いた威厳のあるチョークストライプスーツを着ればいいじゃない、という結論に至った。
『チョークストライプのスーツ』を買うなら4万以下に収めたい
さて、とりあえず購入してもいいという結論に至ったから今度はどこで買うかを検討していく。
買うなら4万円以下で
欲しい柄はネイビーのチョークストライプと決まっているから、続いて予算から逆算して購入先を決めていく。
何故か一般的に”デキるビジネスマンはスーツに10万円以上かけるのが普通”とかいう謎文化があるがそんなのはガン無視でOK。
スーツの質とかパッと見で分かるもんじゃないし、高くても4万円以内に収めたい。
ゆーても洋服だし、本当に最低限で探すならGUに行けば上下セットで5,000円あれば揃う。仕事でしか着ない服に5万も6万も払いたくない。
大手4社から選ぶ
予算4万円でそこそこまともなスーツを選ぶとなると規模の経済が働く大手で選ぶより他にない。
必然的に紳士服大手の青山商事、AOKIホールディングス、コナカ、はるやまホールディングスの中から選ぶことになる。
大手4社の『チョークストライプスーツ』を比較!
大手4社の『チョークストライプスーツ』を比較する。
そう思ったんだけど、案外『チョークストライプスーツ』を揃えている店は少ない。
特に大手4社はベーシックなスーツがメインだから、お洒落さを求めるなら大手4社の子会社スーツセレクトやスーツカンパニー(若者向けブランド)が良さげな気がする。
『SUIT SELECT(スーツセレクト)』のチョークストライプスーツ
早速、SUIT SELECT(スーツセレクト)でドンピシャなものを見つけることができた。
ストライプの間隔が完璧。更にお値段もリーズナブル!俺はこれが欲しい!!
ただ、これはチョークストライプではないっぽい。線がハッキリしすぎている。
『AOKI(アオキ)』のチョークストライプスーツ
とはいえ大手4社も見てみるか〜ってことで俺が社会人になった時にスーツを買ったAOKIも覗いてみることに。
公式サイトを隅から隅までチェックしたが、それっぽいのはこれ一着だけ。
色も地味めだしストライプの主張もかなり控えめ。俺が求めている威厳のあるスーツはこれじゃない。
『THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)』のチョークストライプスーツ
俺が初めてスーツを買った店はTHE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)だった。
THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)は全体的にタイトなシルエットが特徴だ。スーツセレクトと並んで大手ブランドの若者向けラインということで覗いてみたが、見事に俺が欲しいデザインのスーツが無かった。残念。
SUIT SELECT(スーツセレクト)のラインナップが群を抜いて良い!
SUIT SELECT(スーツセレクト)のラインナップが群を抜いてよかった。
以下で俺が良いと思った「チョークストライプスーツ」をいくつか紹介していく。
威厳のある幅広ストライプスーツ
第一候補は先に紹介した青いストライプ柄のスーツなんだけど、次に選ぶとするならこれがいい。
今回探した中では最もストライプの間隔が広め。
それだけ大人な余裕のある印象に仕上がっている。
グレーのストライプスーツ
俺は鮮やかなブルーのスーツが好みだったけど、今回調べている中でグレーも良いなと思い始めた。
実は会社の先輩もグレーのストライプスーツを着ていて、その先輩は1,000万プレイヤー(超デキる)方なんだけど、それ故なんだか憧れを持ってしまう。
俺ももっと落ち着いて先輩のような年齢(30歳くらい)になったらグレーのスーツも検討したい。
チョークストライプスーツ
これぞ王道のチョークストライプ柄!
実はチョークストライプのスーツがほしいと言いながら、俺が選んでいたスーツは正確にはチョークストライプじゃないみたいだった。
もっと線がぼやけているのがチョークストライプ柄って扱いらしい。
やっぱり大人の余裕があるよなぁ。
ベーシックなチョークストライプスーツ
これもチョークストライプスーツなんだけど、上で紹介したものと襟の形が微妙に違う。
本格的なチョークストライプスーツというとこれを指すのかもしれない。
実際にスーツセレクトに足を運んでみた
数週間悩んだ末、遂に購入に踏み切ることにした。
着心地の比較もしやすいように普段着ているスーツを着て、もう買う気満々だ。
、、結論から言うと買えなかった。
欲しかったモデルは既に売り切れていた
というのも、基本的に今回俺が欲しかったようなスーツは生産数が少なく、毎シーズン小ロットで生産しては売り切ってしまうらしい。
もう少ししたら春物が出てくる12月の初頭では流石にもう売り切れていたっぽい。完全に盲点!!
会社の人にも今週末スーツを新調してきます!!と声高らかに宣言していた手前、この結果は非常に残念だ。
店員さんいわく、クラシックなチョークストライプのスーツを量販店で買おうとする人は非常に珍しく、出たとしてもすぐ売り切れてしまうそうだ。
スーツは妥協してはいけない
似たようなスーツを何着か見せていただいたが、ここで妥協してはいけない。また来年以降、欲しいと思えるスーツに巡り会えた際に買うとこにする。
社会人2年目の俺にはまだ早いという神からのお達しだったのかもしれない(俺は無宗教)
そんなわけで、本気で検討していたけど今回は購入しなかった(できなかった)という結論でこの記事を締めくくる。
今後購入できた際はまた記事にすると思う。