今回はメンズ向けヘアワックスのド定番『ナカノ タントワックス 7』を購入レビューしていく。
俺も中学生の頃よくお世話になっていたが、改めて使い心地を検証することにした。
ナカノワックスとは?
ナカノワックスは、京都市山科区に本社を構える中野製薬株式会社が手掛けるヘアスタイリング剤のラインナップのひとつ。
今でこそコンビニでも取り扱いがあるようだが、俺が中学生の頃はドン・キホーテでしか買えないいわゆる”美容専売品”のヘアワックスだった。
ナカノワックスを買うためにドン・キホーテまで必至にチャリを漕いでいたのはいい思い出だ。
『ナカノワックス』と『ナカノ タントワックス』の違い
初心者が混乱しがちな『ナカノワックス』と『ナカノ タントワックス』の違いについてだが、結論、違いは2つ。
- 香り
- パッケージ
『ナカノワックス』は石鹸の香り、『ナカノ タントワックス』はマスカットの香り、といった具合に香りが違う他は、パッケージくらいしか違いがない。
香りの好みで選んでしまっていいと思う。
『ナカノ タントワックス 7』はファイバーワックス
『ナカノ タントワックス』の最も大きな特徴は、「ファイバータイプ」のワックスであることだろう。
ファイバーワックスとは、その名の通りファイバー(繊維)が配合されたヘアワックスのこと。最近はナカノ以外のメーカーもファイバータイプのワックスを発売しているけど、「ファイバーワックス」という概念を作り出した元祖がナカノワックスなんだ。
ファイバーワックス特有の”ノビ”が凄い
手に伸ばした感じは非常に柔らかいし水っぽい。パッと見ではスタイリング力が強いようには見えない。
ただし、ファイバータイプのワックス特有の伸び、いわゆる”糸を引く感じ”は健在。この独特のノビはナカノワックスでしか体験できない。
『ナカノ タントワックス 7』はシリーズ最強のセット力
『ナカノ タントワックス』は全部で7種類ある。1番が最もセット力が弱く、7番が最もセット力が強い。
つまり、今回購入した『ナカノ タントワックス 7』はシリーズ最強のセット力を持っているんだ。
早速、購入した新品の『ナカノ タントワックス 7』を使ってスタイリングをしてみることにする。
ちなみに「より質感が伝わるように、、!」と思って一眼カメラで撮ったからゴリゴリにすっぴん。顔面には注目せず、あくまで髪に集中してほしい。
『ナカノ タントワックス 7』使用前
『ナカノ タントワックス 7』使用前がこんな感じ。
分け目を意識したこと以外は特に何も考えず、適当にドライヤーで乾かしただけ。
『ナカノ タントワックス 7』使用後
『ナカノ タントワックス 7』使用後がこちら。
ゴリゴリにオールバックヘアーになった。
俺は毛量が多いから重いはずなんだけど、『ナカノ タントワックス 7』の圧倒的なセット力にかかればなんてことない。
束感セット的なヘアスタイリングをしているレビュー記事が多かったから、あえてオールバックヘアーにしてみた(笑)
『ナカノ タントワックス 7』のキープ力
『ナカノ タントワックス 7』のキープ力は異次元。
同じ画像を使っているように見えるけど、これは仕事を終えて帰宅した後。よく見ると顔が疲れている(笑)
もちろん、風で崩れた際はトイレの鏡の前で手直しをしたりもするけど、追加でワックスをつけたりはしていない。
スプレーやジェルのように固まらないから手直しが簡単!ささっと手ぐしで直せてしまうし、一日中スタイルをキープできる。
『ナカノ タントワックス 7』の洗い落ち
一日中スプレーなしでキープできる異次元のキープ力があるから「その分洗落ちは悪いんじゃないの?」と思われがちだが違う。
洗落ちは抜群に良い。
流石に、水溶性のジェルと比べると少々落ちにくいが、お湯で流せるレベル。ヘアバームなど油分の多いスタイリング剤に比べると圧倒的に洗い落ちが良い。
『ナカノ タントワックス 7』はどんな人におすすめ??
『ナカノ タントワックス 7』は短髪で比較的固い毛質の人、もしくは俺くらいの髪の長さでもオールバックヘアーにしたい人にはおすすめだ。
逆に、サラサラマッシュヘアーやふんわりパーマヘアーなど、ナチュラルなヘアスタイルを作りたい人には向かないと思う。
カチッとしたヘアスタイルを作るという意味ではジェルと属性が近いように思えるが、ジェルとの違いは何度でも再整髪が可能なところ。
メンズ向けヘアワックスのド定番だから持っておいて損はない。カチッと決めたい朝に役立つはずだ。