今回は「SHEIN(シーイン)」で購入したデニムパンツの着用レビューをしていく。
マジで想像の5,000倍良かったから、ぜひとも紹介したい。
SHEIN(シーイン)とは?
SHEIN(シーイン)は、2008年に中国で設立された、南京希音電子商務有限公司(会社)が運営するアパレル通販ブランド。
2022年には、ファッション業界の王者「ZARA」と「H&M」の時価総額を遥かに上回る12兆3,700億円を叩き出している。
世界中が注目する話題のブランドだ。
SHEIN(シーイン)の特徴
SHEIN(シーイン)の特徴は、従来のアパレルブランドとは一線を画する”圧倒的に低価格”なアイテムの数々。
ZARAやH&Mとは桁が違う(0が1つ少ない)レベルの低価格を実現している。

https://jp.shein.com/
例えば、このリングなんか56円だ。
もはや意味不明。
SHEIN(シーイン)の創業者

https://tatlerasia.com/
SHEIN(シーイン)の創業者「許仰天」氏は、元SEO開発者。
こうした背景もあり、SHEINはWEBマーケティング(SEO、WEB広告、インフルエンサー活用など)を積極的に行い、とんでもないスピードで規模を拡大している。
SHEIN(シーイン)は企画から販売まで1週間
SHEIN(シーイン)のアイテムは企画から販売まで1週間、と言われている。
このSHEINのスピード感はアパレル業界が夢見ていた理想のカタチ。
「”企画から販売まで1週間”ってそんなに凄いの?」って思うかもしれない。
結論、凄い。めちゃくちゃ凄い!
一般的なアパレルブランドは企画から販売まで少なくとも2〜3ヶ月はかかる。
現在ファッション業界の時価総額ランキング1位のZARAは、このサイクルを3週間という驚異的なスピードに縮めたことで、世界トップの座を手にした。
そして、今回紹介するSHEIN(シーイン)は、そのZARAの1/3のスピードで企画から販売までを可能にしてしまったんだ。
では、なぜ企画から販売までのサイクルが短いと凄いのだろうか?
その理由は大きく2つある。
1つ目は、ハイブランドがコレクションで発表したトレンドを最速で取り入れて、最速で販売を開始できることだ。
つまり、最速でトレンドに乗れる。だから売れる。
2つ目は、企画から販売まで1週間というこの驚異的なスピード感でテストマーケティングが可能になることだ。
一回の生産量を最小に抑えて、売れ行きが良ければ高速で追加生産して在庫を補填することができる。たとえ企画が外れて売れなかったとしても、一回に作る生産量が少ないから無駄は最小限に抑えられる。
アパレル企業が最も怖い「大量に作ったけど売れなかった。売れ残り、どうしよう...」の問題をほぼ解消しているわけだ。
トレンドを最速で反映させてヒット商品を生みだすことで売上をつくり、生産ロットを極限まで抑えることで無駄なコストを削減している。
「利益=売上−コスト」というビジネスの原理原則を究極まで最適化させたブランドがSHEIN(シーイン)の正体なんだ。
SHEIN(シーイン)はパンツに定評がある

https://jp.shein.com/
SHEIN(シーイン)はパンツに定評がある。
特にメンズアイテムはその傾向が強い。
トップスは流行りを取り入れようとした結果、絶妙にダサいグラフィック(柄)がプリントされてしまっている、、なんてアイテムも多い。
一方で、パンツに関してはビックリするほどシルエットが綺麗でトレンド感のあるアイテムが多い。
これは俺だけでなく、オシャレ界隈の友人たちも同意見だった。
SHEIN(シーイン)はバケモノ
SHEIN(シーイン)はアパレルだけでなくインテリア、生活家電、果てはペット用品まで揃っている。
圧倒的な価格とトレンド感を武器に、アパレルだけでなく生活雑貨まで買えてしまうSHEIN(シーイン)はもはや驚異的。
ぶっちゃけ俺も最初は「どうせ、しょーもないまがい物だらけで安かろう悪かろうなんだろ」と思っていたけど、今のSHEIN(シーイン)は凄い。
まだSHEIN(シーイン)のラインナップを見たことないって人は、ぜひ一度公式サイトを覗いてみてほしい。
SHEINで購入したデニムパンツの商品レビュー
今回俺が購入したデニムパンツはこちら。
商品名は「男性 腰ポケット ストレートレッグジーンズ」だ。
SHEINは膨大な数のアイテムを展開しているから、いちいち凝った商品名とか付けてられないんだろうせど、それにしても、なんとも当たり障りのない商品名で笑う。
価格について
価格は2,290円だった。
GUのデニムパンツも別にこれくらいするし、確かに安いけど”めちゃくちゃ安い!”って感覚ではなかった。
一方で、トレンドのシルエットを絶妙に捉えているから”トレンドのデニムパンツをお手頃価格で買える”という意味では最高だと思う。
とはいえ、やはりベーシックなアイテムはまだまだユニクロ・GUに軍牌が上がる。
カラーについて
選んだカラーは「ダークグレー」だ。
黒でもなくグレーでもない、絶妙な中間色でとても綺麗な色味。
色味もちゃんと写真通りだった。
デザインについて
よく見るとポケット下部に「タック」が入っている。
タックが入っていることで、腰周りにゆとりができるため、太めのパンツでも綺麗なシルエットを実現できる。
ほどよくワイドだが、奇抜すぎず、非常に使いやすいデニムパンツだ。
臭いについて
SHEINの商品レビューでよく聞く「臭い」だが、しっかり臭かった。
化学薬品のような「ツン」とくる特有の臭いが付いていた。
着る前に一度洗ったんだけど、それでもそこそこ気になるレベル。
唯一のマイナスポイントが”この臭い”だった。
サイズについて
サイズは「28」を購入した。
参考までに、俺の身長は166cm、体重は53キロ、ウエストは70センチだ。
商品ページや口コミを参考に選べば間違いない。
ちゃんと商品ページに記載のあったサイズ表通りだった。
糸処理が甘い
これはH&Mなどのファストファッションでもあるあるなんだけど、SHEINも格安アパレルらしく糸処理が甘かった。
とはいえ、べつに自分でハサミで切ればいいだけの話だから大した問題ではない。
ちなみに、裾部分のほつれなどは一切なかった。
結論、臭いが気になること以外はシルエットも価格も最高に満足できる買い物だった。
【着画】SHEINで購入したデニムパンツの着用レビュー
さっそく履いてみた。
見ての通りシルエットは申し分ないくらいに綺麗だ。
色味といい、程よいダボダボ感といい、まさにトレンドをバッチリ捉えているといった印象。
控えめに言って最高!
期待値をゴリゴリに超えてきた。
タックインで脚長効果!
まずはタックインで履いてみた。
ベルトをしてないからちょっと違和感があるのは否めない、、が脚長効果を狙うならタックインが良さそうだ。
ちょっと前に流行った9分丈の真逆をいく”ちょい長め丈”がさらに脚長効果を引き立てている。
安定のタックアウト
脚長効果を狙うならタックインが良いんだけど、やっぱりタックアウトが落ち着く。
タックインは食後にお腹がキツくなってもパンツのボタンを外せないから普段遣いには向かない(痩せろ)
やっぱり、このデニムパンツは横から見たシルエットがめちゃくちゃ良い。
ストン、とストレートに落ちるこのシルエットは、俺が今まで履いてきた他のパンツには出せない雰囲気。
買ってよかった!めちゃくちゃ気に入っている。
実際にSHEINのデニムパンツを履いてみた感想
今回は「SHEIN(シーイン)」で購入したデニムパンツを紹介した。
冒頭でも述べたとおり、マジで期待を遥かに超えるクオリティだった。
「臭い」とか「質が悪い」とか、ネットの口コミではネガティブな意見が多かったから敬遠していたけど、挑戦してみて本当に良かった。
確かに若干臭いは気になるんだけど、トレンドを抑えたイケてるデニムパンツが2,000円ちょっとで買えると思うともはやケチの付けようがない。
「トレンドを取り入れた服を最安値で買いたい」って人は、ぜひ一度SHEINをチェックしてみてほしい。