今回は、2023年春コレクションに登場したバレンシアガのボリュームブーツを紹介する。
シンプルにアイテムのインパクトがデカすぎて一度目にしたが最後、イメージが頭から離れなくなってしまった(笑)

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バレンシアガは常にお洒落の概念をひっくり返している
1981年、コム・デ・ギャルソンとヨウジヤマモトが”黒の衝撃”を巻き起こしたように、ここ数年のファッション業界を牽引しているのはバレンシアガだろう。
ロゴドン、厚底スニーカー、オーバーサイズシルエットなど、最近のトレンドはバレンシアガが作り出したと言っても過言ではない。
「え、そんなの常識はずれじゃん!?」を有無を言わせず「最新のトレンド」に変えてしまう魅力がバレンシアガにはある。
オシャレとは差別化であり、常に差別化の最先端をゆくバレンシアガはオシャレの概念をひっくり返し続けていると言えるだろう。
ステロイドブーツの名前の由来
このクソデカブーツの正式名称は「ステロイドブーツ」という。
異常なまでの筋肥大を可能にする筋肉増強剤の”ステロイド”が由来。
つまり、クソデカってこと。
といっても、ブーツのデザイン自体は非常に完成度が高い。
オールブラックかつシームレスなデザインで、安っぽさを感じさせない仕上がり。
ちなみに、ヒールは2センチと、そんなに高くないから身長はほぼ盛れない。
そんなわけで、見た目はやたらデカいけど実体がない。その名のとおり皮肉の効いたブーツなんだ。
ステロイドブーツの素材
ステロイドブーツは100%EVA製。
EVAは圧倒的な軽さと耐水性に優れた素材。
おかげでバレンシアガのステロイドブーツはこのクソデカシルエットながらも、驚くほど軽量化に成功しているんだ。
ステロイドブーツの履き心地
ステロイドブーツの履き心地だが、たいして良くない。
いや、ぶっちゃけ期待してた。多くのスニーカーのクッション素材として使われるEVA製だから、履き心地は良いに違いないと思ってしまうのも無理はないだろう。
結論、ただデカいだけで履きにくいブーツだった。
おしゃれは我慢とはよく言ったもんだし我慢。耐え。
ステロイドブーツの価格
バレンシアガのステロイドブーツの定価は17万円。
とてもEVAの塊とは思えない価格だけど、これがハイブランドをハイブランドたらしてめている理由だから追求はしない。
人は払った額に対して相応の価値を感じるようにできてるんだ。
、、真面目な話、ハイブランドはハイブランドであるためにブランディングに莫大な広告費をかけている。
ハイブランドを身につけることによるステータスを感じることができるのは、ハイブランドのブランディング努力の賜物なんだ。
だから、この価格は適正価格。
デカすぎワロタw(ミッキーマウスかよ)
あらためて着画を見ると、ステロイドブーツのデカさが分かる。
バレンシアガからトリプルエスが発表された時「デカすぎだろw」と話題になったのは記憶に新しいが、ステロイドブーツはその比じゃない。
ネズミの国公認のブーツかと勘違いするレベル。
17万円はクソ高いけど欲しくなる(悔しい)
今回は、バレンシアガから発売された「ステロイドブーツ」について紹介した。
「いくらなんでもデカすぎだし高すぎだろ!」と思うけど、それでも欲しくなってしまうバレンシアガはズルい。
気になる人は是非、店頭まで足を運んでほしい。
きっとその存在感のエグさに度肝を抜かれるはずだ。
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