今回は新大久保のデザイナーズホテル「Cen」をレビューする。
週末に一人で泊まりに行ってきたんだけど、コンクリート打ちっぱなしの壁がお洒落すぎる空間に満足度は120点だった。
HOTEL CENを知ったきっかけは『くうかんChannel』さん
外出自粛要請や蔓延防止措置で息苦しい日々が続いている。くわえて俺は(ありがたいことに)在宅勤務体制が続いていて、四六時中家に引きこもっている状態だ。
「週末くらい全てを忘れて羽を伸ばしたい!!」
そんな思いに駆られていた絶妙なタイミングで『くうかんChannel』の井上さんが『空間オタクが興奮したお洒落すぎる東京ホテル5選』という動画を出してくれた。タイミング良すぎ。
『くうかんChannel』とは?
『くうかんChannel』は過去に俺の記事でも紹介したことがある、お洒落空間のスペシャリスト(インテリアコーディネーターさん)が運営しているYouTubeチャンネル。
自称空間オタクの井上さんがお洒落なカフェや部屋作りを紹介している。そんな彼が今回初めてホテルの紹介をしてくれた。
これは行かないわけにはいかない。動画がアップロードされた1週間後、無事俺はホテルを予約したのだった。
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『く う か ん channel 』さんリスペクト 『予算1000円で自作アートを作る』
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【新大久保】CEN DIVERSITY HOTEL & CAFE【ホテルセン】
『Hotel Cen』があるのは東京の韓国・新大久保。
おそらく日本最大の韓国グルメタウンだ。韓国料理が食べたくなったら思考停止で新大久保に行けば良い。どの店も大差なく美味い。
『Hotel Cen』の外観
一人のホテル泊なんて学生時代の貧乏ヨーロッパ周遊旅行以来だ。ちょっとそわそわしながらGoogleマップに従ってたどり着いた『Hotel Cen』の外観はビビるほど綺麗だった。
高級フレンチレストランを彷彿とさせる面構えだ。
新大久保は(いい意味で)年季の入ったお店が多い。そんな路地の一角にこんな小綺麗な建物があるもんだからそれはそれは目立つ。
イケてる大人カップルが金曜日のデートに使ってそうな隠れ家レストラン風の外観。
入り口のアーチを潜ると直で2階に登れる階段があった。
せっかくなので階段を登って2階に上がってみた。
足元に散りばめられた照明がお洒落。明るすぎないのがまた良い。
目の前にはラブホテルの看板が煌々と光っている。カオス。
レンガ調の映えすぎる壁。
からのコインランドリー。こういうコインランドリー付きのホテルはバックパッカーの命綱。(ああ、海外旅行に行きたい。。)
3階に登るとソファーが置いてあった。日中は直射日光がエグそうだけど、ここで飲む酒は美味いだろうな〜
3階からの景色。目の前には普通のアパートがある。
洗濯物が干してあるだけで生活感がエグいでる。そしてこのホテルだけ異様に綺麗。
『Hotel Cen』の館内
外の景色は満喫できたので自分の部屋に行くとするか。
いよいよ入室だ。カードキーで「ピッ」ってやるこの瞬間がたまらなく好き。
『Hotel Cen』のルームツアー
これはヤバい。おしゃれ過ぎてヤバい。
コンクリート打ちっぱなしの壁に憧れている俺にとっては天国の様な空間だ。
ガラス張りのシャワールーム
この部屋のもう一つの特徴がガラス張りのシャワールームだ。海外の映画とかで見かけるお洒落なやつじゃん!!
透け透けのシャワーで一人、優雅にシャワーを浴びよう。
セブンイレブンの水が目立つけどそこはスルーで。
トイレはこんな感じ。清潔感の塊。
サーモスのコップとお茶。そこはコーヒーじゃないのな。
洋服をかけるスペースですらおしゃれ。とにかく無駄な装飾がないのか最高に心地よい。
ゴチャゴチャしている空間って視覚的ノイズが多くてなんか疲れるよね。こういうシンプルな空間は超ストレスフリー。
『Hotel Cen』のアメニティ
アメニティの紹介もしていく。使い捨てにしてはちょっと豪華なスリッパとワッフル生地のパジャマ。
シャンプーとコンディショナー、ボディーソープは米国発の高級ファッションブランド「バッジェリー・ミシュカ」のもの。
中身は何の変哲もない歯ブラシなんだけど、パッケージが可愛すぎた。
こういうシンプルなデザインが好き。
ドライヤーは風量がちょっと物足りなかったけどよしとする。
いざ、シャワー!
一通り部屋の撮影もしたし、汗だくだからさっさとシャワーを浴びることにする。
ガラス張りだから当然と言えば当然だが向こうが透けて見える。なんか新鮮。
シャワーカーテンを使って視界を遮ることも可能
ちなみに、シャワーカーテンを使って視界を遮ることも可能。
しかし残念ながらカーテンはシャワールームの外からしか操作できない。
あくまでもガラス張りを楽しむシャワールームであることは間違いない。
ルームウェアを着てみた
俺のルームウェア姿とか誰得でもないが、一応載せておく。着用感はこんな感じ。
このバスタオルを引っ掛けた絵面がなんか好き。生活感とおしゃれを両立している。
『Hotel Cen』の最大の特徴は【コンクリート打ちっぱなしの壁】
今回『Hotel Cen』に泊まることを決めた最大の理由はこの壁だ。
俺はコンクリート打ちっぱなしのこの無機質な感じがたまらなく好き。
マジで一ミリも無駄がない。
触った時のヒヤッとする感触もまたいい。
コンクリート打ちっぱなしの壁は熱伝導率が高く「夏は暑く、冬は寒い」とか「結露・カビが発生しやすい」とか色々言われているけど、それでも俺はこの壁が好き。
天井もしっかりコンクリート打ちっぱなし仕様だ。
枕元にUSBの電源がある
枕元にはUSBの電源がある。これは何気に超便利。
ちょっと薄暗いくらいの空間が一番落ち着くよね。
『Hotel Cen』で迎えた朝
朝だ。目を開けるとコンクリートの壁が視界に飛び込んできて、ここが自宅ではなかったことに気が付く。
自然光が差し込んで、昨晩とは別の表情が見える。
それにしてもこの空間いいなぁ。
ベッドのクシャクシャでさえお洒落な映画のワンシーンに見える。
ここまで褒めちぎってきたけど、泊まってみて分かったイマイチな点もある。
それがWi-Fiの速度が微妙すぎることだ。YouTubeもカクつくレベルだからここでzoomを使ったウェブ会議とかするのは厳しいかも。
改めてみると家賃5万円の俺のアパートよりも狭い。あと、エアコンの音がまあまあ大きい。
とまあこんな感じに不満点もあるんだけど、不便を楽しむのもホカンスの醍醐味かもしれない。
『Hotel Cen』の朝の表情
よく晴れた気持ちいのいい朝だったのでベランダに出てきた。
昨日の夜とはまた全く違う空間に見えた。
このソファースペースで談笑するのも粋だなとか思ってたけど、直射日光が肌に突き刺さるし日中は無理そう。
屋根とかないし、このソファー、雨の日どうしてるんだろう。。
『Hotel Cen』の隣は墓地
ふと辺りを見回したら下に墓地が広がっていた。
昨日は暗くて気がつかなかった。知らぬが仏。
非日常を味わいに行く
今回は週末に気分転換をしたくてコンクリート打ちっぱなしの壁が素敵な『Hotel Cen』さんにお邪魔してきた。
ホテルにこもって何もしない、そんな幸せなことがあるだろうか。自宅にいるとどうしてもあれをしなきゃ、これをしなきゃといろいろ考えてしまう。
お洒落な空間を味わうために、非日常を過ごすことでリフレッシュするためにあえて都内のホテルに泊まってみるのもありだなと思った。
新しい趣味がまた一つ増えた。
ありがとう『Hotel Cen』、最高だったよ。
今回は忙しい毎日の息抜きとしてホテルstay、いわゆるホカンスを楽しんできた。
『Hotel Cen』は新宿からほど近い新大久保駅から徒歩5分のところにある。ぶっちゃけ自宅まで電車で1時間もかからない距離だから終電で帰ろうと思えば帰れる距離だ。新大久保にはよくご飯を食べに行くし、特別目新しいことはない。
しかしあえてホテルに泊まってみるという体験は贅沢だし新鮮な体験だった。
土曜の夜に一泊7,791円で泊まれた
今回は当日に予約して泊まった。
料金は一泊7,791円だった。2名まで泊まれるので友達や恋人と行けば一人あたり3,895円だ。
たぶんその辺のホテルに泊まるよりも随分と安く収まると思う。
ここはマジで穴場スポットだと思う。是非とも一度泊まってみてほしい。
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