今回は着るだけでお洒落玄人に見える冬のお洒落格上げアイテム「ロングコート」を紹介する。
この記事を書く前に「ロングアウター メンズ お洒落」でググってみたが、検索上位に出てくる記事が紹介しているコーディネートやアイテムはどれもおじさん臭い。
30代前半〜なら良いのかもしれないが、20代が参考にするには微妙なコーディネートばかりだった。
「他のサイトで何か違うな・・」と思った方がこの記事を参考に最高の一着に出会ってくれると嬉しい。
ロングコートをコーディネートに取り入れるべき理由

@shawnkym
「あの人お洒落だな〜」と目で追いかけてしまう人は大体ロングコートを着ている気がする。
表参道、青山あたりを散歩しているとモデルさんみたいなキラキラした人たちがコーヒーを片手に颯爽と歩いています。
そんな彼らがこぞって着ているのが、そう、「ロングコート」。
残念なことに、アウターにも”お洒落に見えるもの”とそうでないものがあります。中でもロングコートのもつ破壊力は抜群で、羽織るだけで誰でも簡単にお洒落なコーディネートが出来上がる。
ロングコートは敷居が高いように思われがちだけど、そんなことはない。

ユニクロやGUなど、ファストファッションで売られていることが少ないので「どこで買っていいか分からない=敷居が高そう=お洒落上級者」となってしまっているのが現状。
よくある悩みに「自分には似合わないかも・・」なんてのがあるけれど、ロングコートなら大丈夫。
足が長くなくたって、細身のモデル体型じゃなくたって、カッコよく着こなすことが可能!
なぜなら、ロングコートというアイテム自体が最高にカッコいいから。
【ブランド別】コスパが良いオススメのロングコート
いくらロングコートがおすすめとはいえ、初挑戦で10万、20万もするコートを買う必要はない。
安ければ5千円、高くても3万円でお洒落上級者の仲間入りを果たすことができるロングコートを3種ピックアップしてきた。
今回は日本最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」から探してきたから、購入ハードルはかなり低いはず。
8,000円から 『neos ビッグシルエット ステンカラーコート』

https://zozo.jp/shop/spade/goods/52919244/?did=87360746&rid=1203
10,000円から 『MONO-MART オーバーサイズ ステンカラーコート』

https://zozo.jp/shop/mono-mart/goods/53050080/?did=88058322&rid=1203
15,000円から 『EMMA CLOTHES メルトン ロングチェスターコート』

https://zozo.jp/shop/emmaclothes/goods-sale/46948903/?did=77030136&rid=1203
予算は2万円で十分
今回は予算1万円以下から3万円前後で探してこようと思っていたが、実際に探してみると2万円未満で十分かっこいい商品を探すことができた。
2万円を超えると、次は5万〜のアイテムになる。3万〜5万円のアイテムは価格に対して品質が見合っていない気がする。
予算は2万円未満で十分。
【基本】ロングコートの種類

基本的にロングコートの種類はこの3つ。
チェスターコート

コートの中でもっともフォーマルなデザインなのがこのチェスターコート。
テーラードジャケットをロング丈にしたようなデザインが特徴的。
上品かつシンプルなルックスなので着回しやすさも抜群!
正式名称は「チェスターフィールドコート」といい、19世紀にチェスターフィールド伯爵が着ていたのが由来という説が有力。
一般的なチェスターコートは膝丈くらいまでで、それより長いものがロングコートという扱いになる。
ステンカラーコート

コート類の中でも最もシンプルなデザインなのがステンカラーコート。
大きな特徴は襟のデザインと比翼仕立てであること。
(比翼仕立て:ボタンやファスナー等が隠れる様になっている構造のこと)
ビジネスマンが使う定番のコートでもある。
チェスターコートと同じく、一般的には膝丈であることが多い。
ちなみに、一般的なステンカラーコートをただサイズを大きくして着てもアンバランスになってしまう。
ちゃんとロングコートとして売られているものを購入してほしい。
トレンチコート

第一次世界大戦のイギリス軍で、寒冷な欧州での戦いに対応する軍用コートとして開発されたのがトレンチコート。
実用性が高く、かつ外観的にも機能美に優れることから、特に男性の冬のファッションにおいて定番の一つとなっている。
他の2つとは一線を画した無骨なシルエットに憧れをもつ男性は少なくないはず!
・・・何を隠そう、俺もその一人だ笑
ロングコートの素材の違い
1. 綿(コットン)

トレンチコートでよく使われている。
メリット
- 肌触りがよい
- 通気性がある
- 夏は涼しく、冬は暖かい
(熱伝導率が低いので、保温性がある) - 静電気が起きにくい
- 強度が高い
デメリット
- 縮みやすい
- 毛羽立ちしやすい
- シワになりやすい
- 長時間の日光による変色が起こりやすい
2.ポリエステル
ポリエステルは軽く、耐久性に優れて、シワになりにくいという特徴がある。
メリット
- 耐久性に優れている
- シワになりくい
- 吸湿性が低いので、乾きやすい
- リーズナブルなものが多い
- 軽い
デメリット
- 毛玉ができやすい
- 静電気を帯びやすい
- 綿ほどの肌触りが良くない
3.ウール

ウールは他にもスーツ、セーターでもよく使われている素材。
メリット
- 保温性が高い
- 弾力性があるため、シワになりにくい
- 弾力性があるため、型くずれしにくい
- 色落ちしにくい
- 肌触りが滑らか
デメリット
- 毛玉になりやすい
- 虫食いに注意
ロングコートを真冬に着る方法

ヒートテックインナーの上にセーターを着ていれば薄いコートでも冬を越すのはさほど難しいことではない。
どうしても寒い場合はユニクロや無印良品で手に入れることができる「インナーダウンを着込む」という方法を試してみてほしい。
古着で買うという選択肢

新品だと10万〜20万円するコートも、古着屋さんで探すと1万〜2万円で購入することができる。
例えば、下北沢・高円寺の古着屋さんで探してみると、バーバリーのトレンチコートが15000〜18000円で売られている。
ただし、黒色(ブラックカラー)のコートに関しては色褪せているものが多く、状態の良いものを探すのが難しいので注意。
おすすめのロングコートの価格帯

1万〜3万円のものを選ぶと良い。
いくらコート類はトレンドに左右されにくいとは言っても、自分が飽きてしまう可能性がある。
「”一生もの”はありえない」というのが俺の考え。
歳を重ねるにつれて自分自身の体型も変化してくる。また、あまりにも高いものを買ってしまうと汚れることを恐れて気軽に着れなくなってしまう。(実体験)
洋服は着てこそ真価を発揮するというもの。最初は、高くても3万円以内で選ぶことをおすすめする。
オススメのロングコートの色

定番の色は「ブラック」・「ベージュ」・「カーキ」・「ネイビー」といったところだろう。
私は圧倒的に黒色(ブラック)推しだ。
どんなコーディネートも大人っぽく仕上げてくれる上に、汚れが目立ちにくい。使い勝手が良すぎる!!
最初の一着は黒色(ブラック)がおすすめだ。
合わせる靴はコートと同色が望ましい

足元の境界線を濁すことができるというロングコート最大のメリットを生かさないわけにはいかない。
合わせる靴はコートと同色にしてほしい。黒のロングコートなら黒い靴がマスト。
革靴にしても、スニーカーにしても、黒色のものは比較的手に入れやすい。それ故にコートも黒がおすすめだったりする。
王道の組み合わせである革靴でも良いが、革のスニーカーを取り入れてあげると程よくカジュアルなバランスの取れたコーディネートが組めるでだろう。
ロングコートに合わせるトップスとパンツの色選び

コートのボタンを外して着た時に浮いてしまわないよう注意してほしい。
黒色のロングコートを羽織るなら、トップスかパンツのどちらかは黒色にすることをおすすめする。
特にパンツを黒にしてあげるのがおすすめ。足元と同色にしてあげることで脚長効果を演出できる。
参考になるロングコートのコーディネート例
参考になるコーディネートをインスタグラムから引っ張ってきた。
お二方とも非常にお洒落なので、是非インスタグラムで検索してほしい。
一人目 @shawnkym
最近、俺がハマっているYouTuberのコヤマシュンさん。
彼のVLOGはどれもオシャレすぎて目の保養になる笑


二人目 @koutafukami
某ライトセーバーで戦う戦士みたいでカッコいい。
他にも、大人気シリーズ・ハ○ーポッターで出てきそう(笑)


ロングコートを着るメリットとデメリット

ロングコートを着るメリットとデメリットは以下の通り。
メリット
- 都会的な雰囲気が出る
- オシャレ玄人に見える
- 実はそんなに(敷居も値段も)高くないのに高級な印象を与えられる
デメリット
- 寒い
私物のオーバーサイズトレンチコートを紹介

最後に俺が私服で着ているロングコートを紹介する。
[参考になるコーディネート例]で、スタイルの良いインスタグラマーさんの写真を紹介した手前、着画を載せるのは若干抵抗があるけれど、”一般人が着た例”として参考になれば嬉しい。
neos ビッグシルエット トレンチコート ¥9680円(税込)

ブランド:neos
価格:9680円(税込)
https://zozo.jp/shop/spade/goods/53058766/?did=88105398&rid=1203
(去年買ったコートですが、今年も同じものが売られていたのでリンクを貼っておきました)
質感
生地は想像していたよりもペラペラで、静電気がハンパない。お世辞にも質感が良いとは言えないが、シルエットがカッコ良すぎ。
このデザインのコートが一万円以下で手に入るなんてコスパ高すぎ(笑)
オーバーサイズトレンチコートの着画
実際に着用して撮影してみた。
- 身長:166cm
- 体重:53キロ
- パンツ:黒のスラックスパンツ
- 靴:黒のエアフォース1
※着用しているロングコートはMサイズです
正面

バック

サイド①

サイド②

蛇足
没にする予定でしたが、勿体無いので載せておく。
ヒラヒラさせてみようとした画

シャッターが切れる瞬間に倉庫の上に小鳥が降りてきたので気を取られている画
