今回は「手挽きコーヒー」の魅力を紹介していく。
つい数ヶ月前まで”ドリップバッグコーヒー派”だった俺も、今ではすっかり手挽きコーヒーの沼にハマっている。
この魅力を伝えて一人でも多くの人を沼らせたい(?)
手挽きコーヒーの至福の一杯から始める朝
俺の朝は「手挽きコーヒーミル」でゴリゴリと豆を挽くところから始まる。
部屋に広がる豆の香りを楽しみながら、お湯を沸かしてマグカップをセットする。
ゆっくりとコーヒーを淹れながらGoogleカレンダーで今日の予定を把握する。
出来上がったコーヒーを片手にパソコンの電源を入れて1日の作業開始だ。
、、、こじらせた丁寧な暮らし、意識高い系みたいだけど、どうせ日中は仕事に追われているのだから、朝くらい優雅な気分を味わいたい。
そんなわけで、最近の俺の1日の始め方はこんな感じ。
つまり、手挽きコーヒーから始める朝は最高ってこと。
なぜ手挽きコーヒーが最高なのか?
なぜ手挽きコーヒーが最高なのか?
その理由は、”無”の時間を作り出して、頭の中を整理することができるから。
忙しい現代人にとって、”無”の時間は貴重だ。
暇があればスマホでSNSやYouTubeをみてしまう俺たちは、常に膨大な量の情報を頭にねじ込まれている。
しかし、手挽きコーヒーミルでコーヒーを淹れている時間だけはべつだ。無心でゴリゴリとハンドルを回し、コーヒー豆を刃で挽いているあの時間だけは無心になれる。
香りと音を楽しみながら豆を挽いて、ドリッパーにペーパー(フィルター)をセットし、ゆっくりとお湯を注いでいく。
人間の脳は情報のインプットが止まるとアウトプットをはじめるようにできているらしい。このぼーっとしている時間でブログのアイデアが浮かぶことも多い。
手軽にコーヒーを淹れていることができるドリップバッグコーヒーやインスタントコーヒーという選択肢がある中で、わざわざ手間のかかる方法で淹れるコーヒーは特別美味しい気がする。
「今日はどんな1日にしようかな?」とか考えながら、できあがったコーヒーを一口飲む。挽きたての豆のよい香りに包まれながらカフェインを脳みそにブチ込める。
最高にスッキリした状態で1日をスタートすることができるのだ。
手挽きコーヒーの始め方・必要なもの
手挽きコーヒーの始め方・必要なものを解説していく。
手軽に飲めるドリップバッグコーヒーとは違い、専用に用意しなくてはいけないアイテムがいくつかある。
具体的には下記4つ。
- 手挽きコーヒーミル
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- コーヒー豆
イイ物で揃えると合計1万円くらいにはなる。
ただ、一度買ってしまえば頻繁に買い換えるものでもないから、”良いものを長く使う”のスタイルで、先行投資と思って上質なモノを買うのをおすすめする。
特に「手挽きコーヒーミル」にはこだわってみると良いだろう。
【必須】手挽きコーヒーミル
手挽きコーヒーを嗜むにあたって、絶対に必要なアイテム。
これがないと始まらない。
ちなみに、「ミル」とは「粉砕機」を意味する単語。
つまり「手挽きコーヒーミル」とは、コーヒー豆を挽くために必要なアイテムだ。
俺のおすすめは「ポーレックス社」製のコーヒーミルだ。
ポーレックスは日本のメーカーで、製品の製造はすべて鹿児島県の自社工場で行っている。
シンプルでミニマムなデザインが特徴で、無駄な装飾が一切ないステンレスボディが美しい。
セラミック刃の極上の挽き心地は、豆を挽く時間を最高のチルタイムに変えてくれる。
実家に帰った際、父親が使っているのをみて一目惚れしてからというもの、愛用し続けている。
【必須】ドリッパー
ドリッパーはコーヒーをフィルターで濾(こ)してコーヒーを抽出する際に使用するアイテム。
ペーパーフィルターとセットで使う。
いろんなメーカー製のものがあるけど、「手挽きコーヒーミル」とは違い大してこだわらなくてもOKだ。
気に入ったデザインのモノを買ってほしい。
一応、俺のオススメも貼っておく。
【必須】ペーパーフィルター
挽いたコーヒー粉を入れ、湯を注ぎ抽出する際に使うアイテム。
300円〜400円くらいで買える。
マジでこだわりが強い人になると、コーヒーフィルターの種類によって、舌触りや香りの違いを感じることができるらしいけど、俺には分からん。
【必須】コーヒー豆
コーヒー豆に関しては、マジで好みによるからなんとも言えない。
意外とコーヒー豆をどこで買うか分からないって人もいるだろうから、一応紹介しておく。
結論、KALDI(カルディ)やスターバックスコーヒーの店舗で買える。
特にスタバで豆が買えることを知らない人が多い印象だから、よかったら試してみてほしい。
ちなみに、俺はパッケージフェチだから、最近はAmazonで見つけたパッケージがお洒落なコーヒー豆を好んで使っている。
【あると良い】コーヒードリップポッド
必須ではないんだけど、あると良いのが「コーヒードリップポッド」だ。
ちょっと前まで俺は鍋でお湯を沸かしてドリッパーにブチ込むスタイルだったんだけど、それではどうしても勢いが強くなってしまって上手くコーヒーの香りを引き出せない(気がする)
コーヒーを淹れるのに特化した極細パイプの注ぎ口のドリップポッドがあればそんな心配はいらない。
中心から「の」の字を書くように細めの湯筋で丁寧にお湯を注いでいくことが可能になるからあると良い。
余裕があれば買うべき。
【あると良い】テンションの上がるマグカップ
別にコーヒーを飲むカップなんて耐熱性があればなんでもいい。
とはいえ、お洒落なマグカップで飲むとテンションが上がるのもまた事実。
俺はモヘイムのマグカップを愛用している。
モヘイムは日本のメーカーが展開しているブランドで、マリオット系列など高級ホテルの部屋にで見かけることも多い。
自宅でラグジュアリーなコーヒータイムを楽しむお供に是非使ってみてほしい。
手挽きコーヒーミルでリッチなコーヒー休憩を楽しむ
今回は「手挽きコーヒー」の魅力を紹介してきた。
コーヒーの香りを楽しみながら、毎朝自分と向き合う時間を作れるのが手挽きコーヒーの魅力。
ちなみに、実は味の面でも手挽きコーヒーは優れているんだ。
というのも、豆の状態から飲む直前に挽くから、粉コーヒーに比べて酸化していない新鮮な味が楽しめるんだ。
コーヒー豆は粉にすると、空気に触れる面積が増えるため、豆の状態よりも酸化が進む。
コーヒーは酸化すると酸っぱい風味に変わっていく。この酸っぱさは美味しい酸っぱさでなくて、不快な酸っぱさだ。
美味しくコーヒーを楽しむためにも、手挽きコーヒーは最良の手段と言える。
ぜひあなたも今日から素敵な手挽きコーヒーライフを試してみてほしい。
【今回紹介したアイテム一覧】