今回は「ADST(アドスト)EX 」の購入レビューをしていく。
あの頃の憧れを大人のちから(お金)で叶えた。

YouTubeやってます
『ADST(アドスト)』のヘアアイロンとは?
『ADST(アドスト)』は、株式会社ハッコーという日本の会社が制作しているヘアアイロンのブランド名。
ハッコーは「ヘアーアイロン」のパイオニア
1962年設立の同社は、なんとヘアアイロンのパイオニア!
60年代当時は今の”ヘアアイロン”という概念はなく、美容師さんがニクロム線と濡れタオルで温度を調節しながら使用していたそう。意味が分からないレベルで使いにくそう(笑)
そのありえないくらい使い勝手が悪い状態を打破するため、株式会社ハッコーが開発したのがセラミックヒーターとIC回路で温度制御ができる現在のヘアーアイロンだった。
『ADST(アドスト)』ヘアアイロンの最新ラインナップは5種類
『ADST(アドスト)』ヘアアイロンの最新ラインナップは5種類だ。
ヘアアイロン界のレジェンドは今尚、業界の最前線で活躍している。
-
-
最強のヘアアイロン『ADST(アドスト)DS』を9年使った感想&レビュー【偽物に注意】
続きを見る
「ADST(アドスト)EX 」は憧れのヘアアイロン
今回紹介する「ADST(アドスト)EX 」は2001年発売のモデル。
現行の「ADST DS」と「ADST DS2」の1世代前のモデルなんだ。
「アドスト EX」は俺の憧れだった
「え?なんで旧モデルを買ったの??」と思われるかもしれないが、実はこの「ADST(アドスト)EX 」が俺がヘアアイロンの沼にハマるきっかけになった一本だったんだ。
今でこそ「ADST(アドスト)DS」をはじめ、「サロニア」、「アゲツヤ」、「アイビル」、「コイズミ」など、多数のヘアアイロンを所持している俺だけど、中学2年生の時に「ADST(アドスト)EX 」に出会って、アドストへの憧れからヘアアイロンにハマったという経緯があるんだ。
アドストとの出会いは中学生
11年前の当時、いきつけ美容室でストレートパーマをかけてもらった時に使われていたのが「ADST(アドスト)EX 」だった。
薄く金色に輝くプレート、火傷防止のためのフェルトガード、黒く丸みを帯びたシルエット、そして圧倒的な性能とプロが現場で使っているというカッコよさ。その全てに一目惚れしてしまった。
衝撃の3万円
しかし、お値段を調べてみると3万円超え。
とても中学生がぱっと買えるような価格ではない。
しかも、既に当時、新型モデルの「ADST(アドスト)DS」が発売されていて、「ADST(アドスト)EX 」は廃盤になっていた。
結局「アドスト DS」を買った
結局、中学3年生の時にお金を貯めて初めてネット通販(Amazon)で「ADST(アドスト)DS」を購入したのが俺のアドストとの歩みのはじまりだった。
そんな、11年前から憧れていた、俺のヘアアイロンへのこだわりの原点となった「ADST(アドスト)EX」を今回、ヤフオク(中古)で購入したというわけだ。
-
-
最強のヘアアイロン『ADST(アドスト)DS』を9年使った感想&レビュー【偽物に注意】
続きを見る
「ADST(アドスト)EX 」の仕様・使い心地
「ADST(アドスト)EX 」の使い心地についてレビューしていく。
結論、使い心地は最高だ。
気持ちいいくらいスーッと綺麗に髪のクセを伸ばせる。
バイコートプレート
アドストのヘアアイロンの一番の特徴はプレートの素材に「バイコート加工」がされていることだ。
アドスト以外のヘアアイロンでバイコートプレートが使われているのは見たことがない。
バイコート加工とは、フッ素系有機コーティングのこと。bicomponent coating (二種類の表面処理)の略であり、「強靭さ」と「非粘着性」を両立させることができる。
バイコート加工した表面は、カッターナイフで強くこすってもほとんど傷がつかないことが実験によって立証されている。
この異次元な加工がほどこされたプレートを使っているのがアドストなんだ。
完璧な噛み合わせ
アドストのヘアアイロンは隙間のない完璧なプレートのかみ合わせを実現している。
土台の高さを調節することにより、ヘアアイロンを閉じた際にピタッとプレートの両面が噛み合うように設計されている。
髪にムラなく均一に熱を加えることができるため、挟んだ箇所によってカールのかかり具合に差が出るといった問題が起きにくくなる。
このプレートのかみ合わせについては、1万円以上する高級ヘアアイロンでも徹底できていないことが多く、アドストの仕上がりのクオリティの高さを裏付ける指標と言えるだろう。
フェルトガード
ヘアアイロンは使用中、プレート部分だけでなくその周辺も非常に熱くなる。
アドストはヘアアイロンのプレート上部にフェルトガードを付けることをはじめたパイオニアだ。
今ではNobbyやワンダムがその仕様を真似して使っているが、アドストがフェルトガード仕様の元祖であることを忘れてはいけない。
フェルトガードは徹底的にユーザー目線で製品開発をしているアドストの努力の賜物なんだ。
「ADST(アドスト)DS 」と「ADST(アドスト)EX 」の比較
現行品の「ADST(アドスト)DS 」と旧モデル「ADST(アドスト)EX 」の比較をしていく。
結論、総合的な使い心地は、現行モデルの「ADST(アドスト)DS 」の勝ちだ。
髪の仕上がりについて
実際にアイロンを通してみた感じ、髪の仕上がりは大差なかった。
つまり、大して変わらない。
バイコートプレートの使用感について
プレートの噛み合わせについては両者ともに完璧だ。
プレートの滑り具合や吸着力についても両者ともに大差なし。
若干、旧モデルの「ADST(アドスト)EX 」の方がグリップ力が高い気がしたくらい。
-
-
最強のヘアアイロン『ADST(アドスト)DS』を9年使った感想&レビュー【偽物に注意】
続きを見る
温度調節について
温度調節について、「ADST(アドスト)EX 」がアナログダイヤル式なのに対して、「ADST(アドスト)DS 」はデジタル式。
デジタル式の「ADST(アドスト)DS」は、5℃単位で温度調節が可能だし、シンプルに使いやすい。
「ADST(アドスト)EX 」と「SALONIA(サロニア)」の比較
「ADST(アドスト)EX 」と「SALONIA(サロニア)」の使用感の比較をしていく。
同じ24mmなら断然ADST
結論、同じ24mmなら、「ADST(アドスト)EX 」の方が断然綺麗にクセが伸ばせるし、プレートの食いつきもいいから使いやすかった。
-
-
【サロニア - SALONIA】24mmのストレートヘアアイロンを購入レビュー
続きを見る
細かいカールはサロニア
一方で、細かい動きをつけるなら「サロニア(15mm)」の方が使いやすいし仕上がりも良かった。
-
-
【サロニア - SALONIA】15mmのストレートヘアアイロンを購入レビュー
続きを見る
「ADST(アドスト)EX 」は美術品・アート
今回は、俺がヘアアイロンの沼にハマるきっかけとなった憧れのストレートアイロン「ADST(アドスト)EX 」を購入レビューした。
当然ながら、「ADST(アドスト)EX 」は既に廃盤になって10年以上経っているから新品で入手するのは難しい。
この「ADST(アドスト)EX 」は、ヤフオクで10,000円くらいで落札した。
使いやすさは確実に現行品の方が良い
現行品の「ADST(アドスト)DS 」や「サロニア」のヘアアイロンとも使い比べてみたが、やはり使いやすさの観点で考えると昔のヘアアイロンなんだなぁと思わざるを得ない。
使いやすさは確実に「ADST(アドスト)DS 」の方が良い。
アドストは俺の原点
しかし、俺にとってはこの「ADST(アドスト)EX 」が全ての始まりであり、原点。
現行品の「ADST(アドスト)DS 」と比べても、デザイン性は「ADST(アドスト)EX 」の方が好き。
デザインが完成されすぎている。
もはやアート。コレクションの域に達している。
憧れを叶えることができて俺は非常に満足している。
現行品「ADST(アドスト)DS 」のレビュー記事
-
-
最強のヘアアイロン『ADST(アドスト)DS』を9年使った感想&レビュー【偽物に注意】
続きを見る
3,000円で買えるサロニアのヘアアイロンのレビュー記事
-
-
【サロニア - SALONIA】24mmのストレートヘアアイロンを購入レビュー
続きを見る
-
-
【サロニア - SALONIA】15mmのストレートヘアアイロンを購入レビュー
続きを見る