考え方が変われば行動が変わる。行動が変われば人生が変わる。
そんなわけで、今回は俺の人生に多大な影響を与えた自己啓発本をランキング形式で紹介していく。
「紙の本を買いなよ。電子書籍は味気ない。」by槙島聖護
あなたは本を買う時、紙の本を選ぶだろうか?それとも電子書籍を選ぶだろうか?
個人的には断然、紙の本を選ぶ派だ。気に入った言葉は”もの”として手元に残しておきたい。
電子書籍はものの数秒でダウンロードできるし、かさばらないから合理的ではある。現代人は何でも合理化したがる。本を買う時くらい、非合理的な洗濯をして合理化疲れをケアしてみるのもアリではないだろうか。
そんなわけで、今回紹介する書籍達も、是非”紙の本”で読んでみてほしい。
おすすめ自己啓発本ランキング『ホリエモン系』
おすすめ自己啓発本ランキング17位〜14位は『ホリエモン系』だ。
そんなジャンルがあるかは知らんが、俺はそう呼んでいる。ホリエモンは名著が多すぎ。
常識に「否」を唱え続けるホリエモンのスタイルを全て行動ベースまで落とし込めるとは思っていない。しかし、「成功者ホリエモンならこう考えるだろうな」という発想を持つことが成功に近づくヒントになるのは言うまでもないだろう。
第17位 多動力/堀江貴文
「飽きっぽい人ほど成長する。永遠の3歳児たれ。」
一秒たりともムダな時間を過ごしたくなくなる起爆剤的バイブル。
発売から半年で30万部を売り上げた、言わずと知れたベストセラー。
俺がオススメしたいのは漫画版の「多動力」だ。
本を読む習慣がない人にとって、いくらベストセラーだからといって活字で埋め尽くされた本は敷居が高いものだ。漫画であればスラスラと読めるし、これキッカケで自己啓発本にハマる人もいるかもしれない。
第16位 スマホ人生戦略/堀江貴文
「スマホは人類の最良のパートナー」
90年代後半に”パソコン”を武器に一時代を築いた時代の寵児・ホリエモンが「もう、パソコンなんていらない」と冒頭の第一章から書いているのが斬新すぎた。
ホリエモンは別にパソコンが好きだったんじゃなくて、最新のテクノロジーに関心があっただけで、今はそれがスマホで行えてしまう。
あくまでもパソコンやスマホはツールであり、「それらを使って何を生み出すか」を常に考え、アップデートし続けるホリエモンのスピード感に圧倒される一冊。
第15位 あり金は全部使え/堀江貴文
「冬に備えないキリギリスであれ」
あなたは「アリとキリギリスの話」を知っているだろうか。この本は「アリとキリギリスの話」へのアンチテーゼを提唱している。
「物質的に豊かになった現代では驚きや感動、快楽などの付加価値に対価が支払われるようになった。大切なのはアリのように貯金することではなく、キリギリスのいまを謳歌する生き方だ!」
「あり金」の基準は人によって違うと思うが、「自分が安心できる必要最低限のお金を計算して、それだけ確保しておけば、あとは体験に投資するのが良い」という発想を持つに至ったのはこの本の影響がデカい。
第14位 99%の人が気づいていないお金の正体/堀江貴文
「お金の正体とは、ズバリ信用だ」
お金の起源、お金の歴史からサブスク、オンラインサロンなど最新のお金稼ぎの方法について、ホリエモンの視点から切り込んでいる。
「テクノロジーが進化するほどに経済社会は原点(信用)へ回帰する」というこの考え方が”お金”という枠組みに凝り固まった”現代の常識”から脱するヒントになるのかもしれない。
おすすめ自己啓発本ランキング『橘玲系』
おすすめ自己啓発本ランキング13位〜12位は『橘玲系』だ。
橘玲(たちばな あきら)さんは、1959年生まれの作家。
詳しくはウィキってほしいが、これだけ有名にも関わらず本名は非公開、メディアへの露出もあまりない不思議な人だ。
ただ、その知識と生き抜く知恵は本物で、他人に生き抜くすべを伝えて生きる(金を稼ぐ)という情報商材屋の原点みたいな働き方の始祖で大成功した人物だ。
第13位 人生は攻略できる/橘玲
「人生はドラクエのようなRPGゲームのごとく攻略できる」
この本を手にとった時、ふと、すっかり落ちぶれた俺の出身中学のヤンキーがTwitterのプロフィールに「人生は作業ゲー」と書いていたのが妙に頭に浮かんだ。
多分彼も、この本を読めば「人生は攻略ゲー」にプロフィールを改めるはずだ。
第12位 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方/橘玲
「黄金の羽根 = 制度の歪から構造的に発生する幸運」
資産運用、不動産、生命保険、税金について知り、賢く生き抜く術(すべ)が書かれている。
ただ、個人的に好きなのはエピローグ「新宿中央公園のホームレス」だ。
「春は新たなホームレスが生まれる季節だともいいます」とかいう夢もへったくれもないこの章を読むと、漫画『闇金ウシジマくん』を読み終えた時のようなネガティブから来るやる気が湧いてくる。
おすすめ自己啓発本ランキング『経営者系』
おすすめ自己啓発本ランキング11位〜8位は『経営者系』だ。
例外なく”経営者”という人種は尖っている。というか、尖っていなければ経営者にはなり得ない。
人とは違う何かがあったからこそ、差別化ができてその事業が成り立っているわけだから、平凡な思考では、そもそも経営者になっていないのだ。
そんなわけで、特に経営者系の自己啓発本は、著者ごとにかなり思考の色が違うから面白い。
第11位 自分の中に毒を持て/岡本太郎
「あなたは常識人間を捨てられるか」
”自分の中に毒を持て”というタイトルからして尖っているが、第一章から「意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない」とはじまるあたり、そんじょそこらの自己啓発本とはわけが違う。
合う合わないが極端に分かれそうな本だけど、独立志向、起業志向の人間にはぶっ刺さる内容だと思う。
第10位 渋谷で働く社長の告白/藤田晋
「21世紀を代表する会社をつくる」
かの有名なサイバーエージェントの創業者、藤田晋さんの著書。
なんだか「自分にも何かデカいことがなし得るのではないか、、!!」という感覚に陥らせてくれる。
営業畑出身の泥臭さがにじみ出る名エピソードの数々に、”仕事の本質、価値提供の本質は泥臭さなのではないか”と考えさせられる。
第9位 1%の努力/ひろゆき(西村博之)
「明日やれることは今日やるな」
「今日しかできないことに集中しろ!」というひろゆきの金言集。”全部取り”はできない。自分の時間と体力には限界があるのだから、取捨選択をするのは非常に大切なこと。
本書では気合と根性の努力ではなく、「1%の努力」で最大パフォーマンスを発揮することに集中してきたひろゆき氏の考え方、物事の捉え方が惜しみなく書かれている。
2ちゃんねる、ニコニコ動画、YouTubeと媒体は変わっても相変わらず人気者のひろゆき氏の考え方があなたの人生を180度好転させるキッカケになるかもしれない。
第8位 俺か、俺以外か。ローランドという生き方/ROLAND
「100人が100人ダメと言っても、その100人全員が間違えているかもしれないじゃないか」
トップ・オブ・ナルシスト「ローランド」の詩集。
55個の名言を彼の解説付きで楽しめる。ローランド氏はホストに対するイメージをひっくり返した人物だ。顔面のカッコよさではない、生き方のカッコよさを売るホストは彼が初めてではないだろうか。
本書はクスッと笑えるものから心の奥底にドン刺さりする名言まで、言葉で稼ぐ彼が魂をこめて作った芸術作品・名言集だ。
おすすめ自己啓発本ランキング『インフルエンサー系』
おすすめ自己啓発本ランキング7位〜4位は『インフルエンサー系』だ。
SNSの波に乗って一般人から発信者として強大な影響力を得るに至った「インフルエンサー」たちの思考が詰まっている。
第7位 ひとりの時間が僕を救う/パーカー
「ひとりの時間は自分らしくいられる大切な時間」
スターバックスの面接に落ちたことを赤裸々に告白した動画がきっかけでバズった”ぼっち系YouTuber”パーカーさんの本。
飾らない素朴な人柄、共感を生む等身大のトークテーマで見る人に癒やしを与えている。
友達が少ないことを意味する”ぼっち”というネガティブなワードを全面に押し出すスタイルは斬新だし、今までになかった。
「誰もが明るくて社交的な人間に慣れるわけじゃない。別にあなたはあなたのままで良いんだよ!」
そんなメッセージを感じられる一冊に仕上がっている。
第6位 「ムダ」の省き方/トーマスガジェマガ
「人生とは!?って感じやね。まあなんとでもなるさということで・・以上!」
このリファインマガジンを開設するきっかけになったガジェットブログ「ガジェマガ」の運営者・トーマスさんの著書。
俺のブログはガジェマガのスタイルを徹底的にパクっている。扱っているテーマこそ違えど、ブログのデザインを見比べてもらえば一目瞭然。
本書に関してはぶっちゃけ、ガジェマガの全580記事を隅から隅まで熟読している俺からすると目新しい情報はなかった。
しかし、逆に言えば俺が何時間もかけて読破した内容をたった一冊の本で網羅的に学べるとも言える。
そんなわけで、トーマスガジェマガさんを知らない人にこそオススメしたい一冊。
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【書評】トーマスガジェマガ著「ムダの省き方」【読んだ感想】
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第5位 月収18万の派遣社員だった私が、「好きなこと」×「SNS」で年収2000万になれた37の方法/プチプラのあや
「『好き』をお金に変える方法をお伝えします」
高卒で子持ち、手取り18万円の派遣社員から年収2000万円のインフルエンサーまで上り詰めた”ホンモノ”の思考が学べる一冊。
自分の「好き」を世の中に向けて発信したいという、ごくシンプルで個人的な動機で情報発信を始めたと語るプチプラのあやさんだが、その方法は実に戦略的。
- 日記を発信しても9割読まれない
- 情報発信に特化する
- 「憧れの存在」より「真似しやすい存在」を目指そう
- 「センス」がゼロでも真似から始めれば大丈夫
これらの具体的かつ分かりやすい考え方は、そこらへんのブログコンサルの5万倍効果的。
この戦略の数々をたった1,450円で販売してしまって良いの?聖人なの???と困惑するレベル。
実際、リファインマガジンを作るにあたってかなり参考にしていて、基本的にリファインマガジンは「役に立つ情報発信」をメインにしているのはプチプラのあやさんの教えゆえ。
ちなみに、俺が年収2000万を20代のゴールにしているのはこの人の影響がデカかったりもする。
第4位 億を稼ぐ積み上げ力/マナブ
「圧倒的に人生を変える極意」
大学生時代の俺に多大な影響を及ぼした革新的バイブル。
考え方のシンプル化・ムダの徹底排除という”思考のミニマリスト化”を普及させた時代の寵児・坂内マナブさんの著書。
起業・ブログ・独立・海外思考など現在の俺の基礎となっている考え方はマナブさんから得たところが多い。
この本に出会って人生が180度変わる人がいても全然不思議じゃない。よくわからんセミナー等に通っている時間とお金があるなら、是非マナブさんの本を買って読んでみてほしい。
確実にあなたの人生は好転する。
おすすめ自己啓発本ランキング『コミュ力・見た目系』
おすすめ自己啓発本ランキング3位〜1位は『コミュ力・見た目系』だ。
第3位 人は見た目が9割/竹内一郎・山田一喜
「やっぱり人は見た目が9割」
なんだかんだ言っても人は見た目が9割。あなたも分かっているはずだ。この際、綺麗事は捨ててしまおう。
“外見は内面の一番外側”とは言い得て妙だ。
この本では「人は見た目が9割」という現実を突きつけた後に、打開策と具体的なアクションプランをセットで提示してくれている。
漫画だから、読むハードルも低い。
ちなみに、表紙には綺麗な女性のイラストが描かれていて、この本自体が読者に手にとってもらえるように”見た目”に気を使っていることがよく分かる(笑)
第2位 話し方で得する人損する人/五百田達成
「言葉を制するものは人生を制する」
内容は同じでも伝え方・言葉選びによって相手に与える印象は全く異なる。
例えば、俺はこの本を読んでから「〇〇でいい」という表現を封印した。
というのも、居酒屋で飲み物を聞かれ際に「ビールでいい」と答える人をみたことはないだろうか。本人に悪気はないんだろうけど「(仕方がないから)ビールでいい」というニュアンスが滲み出てしまう。
では、「ビールがいい」と言い換えてみたらどうだろうか?
「〇〇がいい」という表現に変えるだけで「ああ、この人は本当にビールを飲みたいんだな」というポジティブなニュアンスに変わっているはずだ。
ビールを注文しているという点は変わらないんだけど、伝わり方に雲泥の差が出る。
この本に内容をマスターすれば”話し方”で損をすることはなくなるだろう。
第1位 会話がとぎれない!話し方66のルール/野口敏
「会話は技術より思いやり」
大学入学と同時に俺が購入した本。全てはここから始まった。
キングオブ買ってよかった大賞だ。
この本を通して「会話は”言葉のキャッチボール”ではなく”気持ちのキャッチボール”である」ということを学んでから、確実に俺は会話が楽しくなった。
実際に、話を聞く時は相手の”気持ち”に注目し、逆に自分が話す時は”自分の気持ち”を伝えるようにすると、驚くほど会話が弾むようになる。
この本の内容は義務教育で教えるべきだ。「会話の基礎中の基礎」が詰まった一冊となっている。
今回紹介した本はどれも素晴らしいけど、一冊だけ選べと言われたら、俺は迷わず『会話がとぎれない!話し方66のルール』を選ぶ。
読書は最もコスパの良い自己投資
読書は最もコスパの良い自己投資だ。
1人の人間が一生の中で体験できる事象には限りがある。どんなにお金を払っても、人生を2周も3周もすることはできない。
私達はたった一度きりの人生を死ぬまで生きるしかないのだ。
しかし、先人達がその生涯を通して得た知識を詰め込んだ「本」を読むことで、私達は、偉大な彼らが人生で得た学びをたった数時間で得ることができる。
本は最もコスパよく自分の世界を広げられるツール
もちろん、「知っている」と「体験した」では雲泥の差があるが、それでも知識として得られるというメリットのデカさは計り知れない。
自分の知見を広げるにあたって、映画を見たり旅行に行くのもアリだが、「本」は最も簡単に、そして最もコスパよく自分の世界を広げられるツールだと思う。
是非、この記事で紹介した本に限らず、先人たちの知恵が詰まった「本」から学び、その楽しさを知ってほしい。