今回は俺が中学生の頃に部活のソフトテニスで使っていたラケット「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」をレビューする。
あの頃から10年。社会人になった今、再びソフトテニスにハマッた。
実家に眠っていた昔懐かしソフトテニスラケットを使用した感想をつらつらと書いていく。
「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」とは？
「Xyst（ジスト）ZZ」は、10年ほど前にMIZUNO（ミズノ）から発売されていたソフトテニスラケット。
当時のソフトテニスラケット界は、ヨネックス、ミズノ、ダンロップが主流で、とくに俺の中学校ではミズノのジストが流行っていた。
多分、俺と同世代（2011年〜2,013年）に中学生だった人は分かると思う（笑）
このジストシリーズは今でも販売されていて、世代を超えて愛されているモデルであると言えるだろう。
俺が「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」を購入した理由
俺が「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」を購入した理由は、見た目。
完全に、見た目。
、、中学生のラケット購入の基準なんて所詮そんなもん。
スポーツ店で試し打ちができるわけでもないし、多分みんなそんなもん（笑）
憧れの先輩が使っていたラケットに配色が似ていた
では、なぜ「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」の見た目に惹かれたのだろうか？
それは、俺が中学1年生の時の3年生、つまり先輩が使っていた「ナノフォース7000」に見た目が似ていたから。
「ナノフォース7000」はヨネックスから発売されていたソフトテニスラケットで、赤色と黄色の配色がめちゃくちゃカッコよくて当時の俺は憧れていた。
見た目もめちゃくちゃカッコよかった当時3年生の部長が使っていたラケットがこの「ナノフォース7000」だったのだ。
ただ、1年生の平部員の俺は3年生の部長に「どこのラケットですか？真似したいです」なんて言えるわけもない。ましてや俺が中学生の時は今ほどインターネットが発達しておらず、自分で調べることもできなかった。
それで、似た赤のラケットでカッコいいモデルを探した結果、「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」にたどり着いたというわけだ。
写真の「ナノフォース7000」は、当時の憧れを叶えるべく、最近メルカリで購入した（笑）
別途、レビュー記事も書いているから興味がある人は読んでみてほしい。
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ソフトテニスラケット「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」の商品レビュー
ソフトテニスラケット「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」の商品レビューをしていく。
当時の購入価格は、17,000円ほどだったと思う。
中学生の俺にそんな大金は払えるはずもなく、親に頼み込んで買ってもらった記憶がある（笑）
最大の特徴は”NEO2シャフト”
「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」の最大の特徴は、シングルシャフトのしなりとツインシャフトの面安定性を兼ね備えた”NEO2シャフト”だ。
ミズノ独自の仕様で、限りなくシングルシャフト（1本シャフト）に近い形状ながら、打球時の安定性の確保にも力を入れているのが特徴。
「なぜ一本シャフトのラケットは消えたのか？」の記事でも紹介しているように、最近のソフトテニスラケットは前衛用でも後衛用でもツインシャフトが基本。
このNEO2シャフトは、まだ後衛がシングルシャフト、前衛がツインシャフトに分かれていた時代から現代に至るまでの変遷で生まれた形状なのだ。
側面はこんな感じ。
赤を基調に、金、黒と中学生が好むカンペキな配色と言えるだろう（笑）
「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」の使用感レビュー
「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」の使用感をレビューしていく。
まず、めちゃくちゃ軽い。
ソフトテニスのラケットは、硬式ラケットを持ったことがある人がビビるくらい軽い。
ちょっと軽すぎるくらい（笑）
それゆえに、結構パワーを乗せて打たないとボールが前に飛ばない感覚がある。
また、NEO2シャフトの効果か、とても面が安定しているから打ちやすい。
ボレーとかもしやすかった。
また、独特のネバリがあるから、ドライブをかけた球を打ちやすい印象だった。
「Xyst（ジスト）ZZ」と「ナノフォース7000」の使用感比較
中学時代の憧れのラケット「ナノフォース7000」と比較した使用感は下記。
- Xyst ZZの方が重心が下にある感じ
- Xyst ZZの方が軽い
- 芯を捉えた際の打球スピードはナノフォース7000の方が速い
「Xyst（ジスト）ZZ」は最大の特徴でもあるNEOツインシャフトのおかげか、安定性が高く、重心が下にきている感覚だった。
また、「Xyst（ジスト）ZZ」の方が軽い振り心地だった。
実際に量（はか）ってみた結果、「Xyst（ジスト）ZZ」の方が14グラム軽かった。
たった14グラム、されど14グラム。
この違いはデカい。
好みはあるだろうが、軽さや安定性で選ぶなら「Xyst（ジスト）ZZ」の方がいいと思う。
10年のブランクがあっても身体は覚えている
約10年ぶりのソフトテニスということもあって、まともに打てるか不安だったが、やはり身体は覚えているもんだ。
本気でソフトテニスに向き合った3年間の記憶は、ちょっと乱打していればすぐに戻った。
ただ、体力がなさすぎる（笑）
終わる頃にはヘロヘロになっていた。
【まとめ】「Xyst（ジスト）ZZ」は軽さと安定性に優れたラケット！
最後に、「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」のレビューまとめをしていく。
- 最大の特徴は”NEO2シャフト”
- 安定性が抜群
- 軽くて取り回しが良い
上記が「ミズノ・Xyst（ジスト）ZZ」の全体像だ。
とくに、シングルシャフトのしなりとツインシャフトの面安定性を兼ね備えた”NEO2シャフト”はこの時代を代表する名テクノロジーだと思う。
このレビューを書くにあたり久しぶりにソフトテニスをプレイしたけど、10年前の休日も校舎に忍び込んで練習に明け暮れた日々を思い出して懐かしく思い出に浸ることができた。
別記事で「ナノフォース7000」にレビューや「なぜ一本シャフトのラケットは消えたのか？」についても書いているから、興味がある人はぜひ読んでみてほしい。
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