メンズノンノ2月号が「はじまる、男子の美容ライフ」とメンズメイクを特集した内容になっていたことからも分かるように、2021年はメンズメイクが爆発的に伸びる年になると思う。
気になる服•コスメの「購入レビュー」や「最新のファッションニュース」をお届けする”メンズリファインマガジン”として、このビッグウェーブに乗らない訳にはいかない。
今回は、メンズメイクに興味を持ち始めた男子が最初に購入することになるであろう『UNOのBBクリーム』を購入してきたのでレビューする。
『UNO(ウーノ)フェイスカラークリエーター(ナチュラル)』の特徴
- 男性用BBクリーム
- 男性特有の肌悩みを速攻カバー
- 特にクマ・ひげの青みを自然にカバー
女性用と比べて、青髭をカバーするために補色であるオレンジ色が強めに入っている。
日焼け止めとしての効果もあるので、どうしても「化粧をしてる」と言われたくない男性は「これ、色付きの日焼け止めなんだよ!」って言い張ることもできる(笑)
『ウーノ フェイスカラークリエーター』の価格
Amazonを確認してみたところ、「カバータイプ」は744円で売られていた。ところが、今回俺が欲しかった「ナチュラル」は見当たらない。
仕方がないからドン・キホーテで買ってきた。
税込1298円(30g)
ちなみに、マツモトキヨシにも寄ってみたが、やはり税込1298円だった。やはりAmazonは安い。
『ウーノ フェイスカラークリエーター』の成分と注意点
美容成分については、素人なのでGoogle検索とYouTubeのレビュー、SNSのレビューを読み漁り、情報をまとめた。
保湿成分として、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Naが配合されている。これらの成分で肌を保湿することで、皮脂の分泌を抑え、テカりが防ぐことができる(らしい)
また、スムースパウダーというパウダーが配合されていて、お肌の表面のデコボコやザラつきをなめらかに整えてくれるらしい。
注意点としては、スムースパウダーにジメチコン(シリコン)が配合されているということ。
このジメチコンは洗顔・石鹸でしっかりと落とせない可能性があるようで、クレンジングを使った方がよさげ。
『ウーノ フェイスカラークリエーター』の肌馴染み
早速、肌馴染みを検証すべく手の甲に塗布してみた。
チューブから出した直後は真っ白。「んん?白すぎない??」と思ったが心配ご無用。
手の甲に伸ばすと色が変わった。おそらく、混ぜると色が変わるように設計されているのだろう。
・・・必要か?この仕様(--)
あらかじめ手の甲で馴染ませてから顔に塗布する必要が出てくるので手間が増える。
しっかりと馴染ませるとこうなる。
俺の手の甲と比べると若干オレンジ色が強め。
上手く馴染むか不安になってきたが、続いて顔に馴染ませていく。
『ウーノ フェイスカラークリエーター』の仕上がりと質感
ビフォーアフターで自撮りをしてみたのだが、カメラ越しだと変化がわかりにくい。
そんなわけで、できるだけわかりやすく文章化するから許してほしい。
- ほとんど変わらない(ナチュラル)
- 毛穴は目立ちにくくなる
- パサパサしない
質感と肌のトーンの変化
良くも悪くもほとんど変化は見受けられない。肌のトーンも変わらない。
これは、バレたくない、ナチュラル仕上げが良い男性にはかなり嬉しい結果ではないだろうか?
毛穴カバー力
自然な仕上がりとはいえ、鼻の毛穴など、気になる粗はしっかりとカバーしてくれる。
毛穴の黒ずみ、イチゴ鼻が気になるメンズには特におすすめしたい。鼻の赤み、黒ずみが綺麗になるだけでも清潔感が爆上がりする。
パサつきはない
そして、パサつかない。これはかなり嬉しい。
ベトベトはしないけど、パサつくわけでもない、清潔感を3倍上げてくれる。
ノビと塗りやすさはピカイチ
伸びは良いと思う。スポンジやパフを使わなくても綺麗に伸ばせる。
指で簡単に塗れるのはうれしいポイント。
いちいちスポンジとかパフとか準備するのはめんどくさい、ササっと終わらせたいメンズは多いはず。
『ウーノ フェイスカラークリエーター』は石鹸や洗顔で簡単に落とせ・・ない
想像以上の仕上がりに満足していたんだけど、もちろん、良いことだけではない。
「ウーノ フェイスカラークリエーター」は石鹸や洗顔で簡単に落とせる、をアピールしているんだけど、それに関してはほぼウソ。
ちゃんとクレンジングを使わないと綺麗に落とせない。
まあ、化粧品全般、クレンジングを使って落とすのが当たり前みたいなところがあるから、特に不満ってわけじゃないんだけど、”洗顔で簡単に落とせる”は誇張されている。
洗顔とクレンジングで洗落ちを検証
手の甲に馴染ませたBBクリームをクレンジングジェルと洗顔の2種類で落としてみる。
透明なのが無印良品のクレンジングジェル。白っぽいのが無印良品の洗顔料。
普通はクレンジングの後に洗顔をする流れなんだけど、今回は洗顔だけでも簡単に落ちるのかを検証するために、あえて別々に使う。
円を描くように馴染ませていく。強く擦ったりせず、あくまでもいつもの洗顔の要領で馴染ませていく。
さて、手を洗い流して、水気をティッシュで優しく拭き取った結果がこちら。
(上がクレンジングジェル、下が洗顔を使って洗った部分)
明らかに、洗顔だけでは落ちきっていない。
クレンジングジェルを使った方は綺麗に落ちているのに、洗顔を使った方はまだうっすらとBBクリームが残っている。
『ウーノ フェイスカラークリエーター』を1日使ってみた感想
実際に1日つけて過ごしてみた。
その結果が下記。
崩れにくさはまずまず
パサつきやひび割れ、ヨレなど気になるほどの化粧崩れは起きなかった。
また、塗った直後は気になった、肌が乾燥していた部分の”浮き”は時間の経過とともに馴染んだようだ。
正直テカる
特に男性はおでこと鼻の皮脂分泌によるテカリに悩んでいる人が多いと聞くが、このBBクリームではその悩みは解決できない。
『ウーノ フェイスカラークリエーター』の香り
青リンゴのような香りがする。
ヘアスタイリング剤じゃないんだから、この香りは必要ないと思うが、臭いよりよっぽど良い。
ちなみに、2~3時間もすれば気にならなくなる。
『ウーノ フェイスカラークリエーター』のバレにくさ
今日は友人と会う日だったんだけど、帰り際「そういえば今日化粧してたんだけどわかった??」と聞いてみた。
友人曰く「全く分からなかったし、今改めてみても化粧している感は全くないよ!」とのこと。
週1ペースで会っている友人だから、変化には気付きやすいはずだがバレなかった。
結論、周囲にバレる心配はなさそう。
『ウーノ フェイスカラークリエーター』の総合評価
- 化粧してる/塗ってる感:中
- テカリ防止効果:弱
- 毛穴カバー力:中
- 赤み・ニキビ跡・クマのカバー力:中
- 青髭対策:中
- 伸びと塗りやすさ:強
- 洗落ち:中(クレンジング+洗顔をする必要あり)
メンズメイクの入門アイテムとしてはちょうど良さそう。
毛穴や肌の赤みを綺麗に整えてくれるし、伸びが良いので、メイク慣れしていない男性もムラなく塗りこなせる。
ただし、売り出し文句である「せっけんや洗顔料で簡単に落とせます」は誤りなので注意が必要だ。このBBクリームを買うときは同時にクレンジングも購入することをおすすめする。
結局コスメは相性が全て
ここまで、「ウーノ フェイスカラークリエーター ナチュラル」を細かくレビューしてきたけど、結局は使う人の肌と相性が合っているか、が一番大切だ。
最大公約数に合わせた商品は、逆に言うと、誰にとってもそこそこの相性にしかならない。
ちなみに、俺はもうかれこれ4年ほど無印良品の「毛穴カバーUVメイクアップベース」をBBクリーム代わりに使い続けている。
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詳しいレビューはぜひ上記の記事を読んでみてほしい。
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