8月の後半、約5年ぶりにタイに旅行に行ってきた。
2019年のコロナ前以来の訪タイに心踊る。
メンツは、2019年も一緒にタイに行ったあの時ののメンバー。5年も経つと、みんな一人前の社会人としてバリバリ働いている。
しかし、タイ旅行ではバカになって騒ぐに限る。
泊まるところ(ホテル)はあの頃よりちょっとグレードアップしたけど、基本的なスタンスは何も変わっちゃいない。フードコートの安飯をありがたがって食うこのメンバーが俺は好き。
そんなわけで、この記事はタイ旅行の備忘録とさせてもらう(笑)
魅惑の街・バンコク
旅の飛行機に乗る前のワクワク感と、これから数時間、携帯も使えない空間で座りっぱなしになる絶望感が俺は嫌いじゃない。
日本からタイのバンコクまでは直通便で5~6時間ほど。
東京から大阪に行くノリで行ける韓国と違って、決して近くはない。
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スワンナプーム空港は巨大な駐車場
学生時代は格安飛行機御用達のドンムアン空港を使っていたが、今回はスワンナプーム空港に着陸。
空港全体が駐車場みたいなゴツさ。
海外のこの必要最低限というか、無機質な感じがいいよね。
あのGrabが超進化!
空港を出ると、東南アジアのUberこと「Grab(グラブ)」のタクシーがズラり。
「あのGrabが空港と提携しているだと、、、!?」と驚きを隠せない。
Grabも随分と偉くなったものだ。
市場のメカニズムを身をもって体験できる
空港から市内まではGrabタクシーで向かうことにした。
300バーツくらい。
タクシー乗るにも交渉が必要
日本じゃあり得ないが、タイ(というか東南アジアはだいたいそう)でタクシーに乗る時は、必ずタクシーの運転手がぼってくる(笑)
例に漏れず、俺達のタクシー運転手も「500バーツでどう?」と言っていたけど、しっかりメーターを回してもらって言い値よりずいぶんと安く乗れた。
日本は制度が整備されすぎ
日本がマニュアル化されすぎているだけで、商売の本質なんてそんなもん。売手と買手が交渉して支払う金額を決定する。
日本ではまず味わえない「市場のメカニズム」をタイに行くことで速攻で味わえるのだ。
ここはクラブ!?いいえ、高級ホテルのフロントです
今回の旅でお世話になるのは「Moxy(モクシー)」というマリオット系のホテル。
予約してくれた友人が「マリオット ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス クレジットカード」を持っていることもあり、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトの恩恵を受けることができた。
友達の高級カードの恩恵最高
ボンヴォイカードは、旅行好きやホテル好きなら知らない人がいないクレジットカードなんだけど、ここでは詳しく紹介しない。
年会費49,500円のイカれた高級カードなんだけど、特典もヤバい。
超高級なバックパッカー宿
ちなみに、モクシーホテルは高級ホテルグループ・マリオット系の中でもかなりカジュアルな雰囲気のホテルで、「バックパッカー向けの安宿の雰囲気を取り入れながら高級にしてみました」って感じ。
かなり洒落ている。
チェックインをするフロントでDJが爆音で音楽をかけているから、受付の人の話し声が聞き取りづらいぐらいにはカジュアルでおもろいホテルだ(笑)
男3人、一部屋に詰め込み
今回は3人泊だから、ベッドが3つある部屋を友達が手配してくれた。
その友人は、世界一周旅行の経験者で、バンコク旅9回目とかいう歴戦の猛者。彼以上に完璧な旅の手配ができる人はいないと思う(笑)
荷物を置いたら、さっそく夜のバンコクに繰り出す!!
魅惑の街バンコク
バンコクといえば、派手でイカれた夜の街。
この魅力にハマる日本人駐在員のおっさんが溢れているとかなんとか。
日本じゃありえない光景
日本にこの街を作ろうとしたら、計画の段階で民意でボツになること間違いなし(笑)
コロナで終わったかと思いきや、めちゃくちゃ賑わっていた。
大学生の頃、バンコク一人旅をした時に現地で知り合ったタイ人に連れてこられて恐る恐る入ったのが懐かしい。
ホテルの駐車場にあるクラブ
しかし、もう俺達もいい大人。
イイ大人はミュージック・クラブを楽しむのだ(絶対違う)
謎の場所にあるクラブ
そんなわけで、散策中にGoogleマップで見つけた評価の高いクラブへ。
ホテルの駐車場に入口があるという、もはや地元民じゃないとわからないレベルの難易度。
テクノロジーの進化によってこういうマニアックな場所に一見さんがアクセスできるようになったとは、なんとも良い時代だ。
夜のトゥクトゥクは気持ちがイイ
マジで地元民しかいないクラブを堪能した後は、トゥクトゥクに乗って美味いガパオライスの店へ。
実は東南アジア歴が長いにも関わらず乗ったことがなかったトゥクトゥクだけど、まさかこんなにも夜風が気持ちいい乗り物だとは思わなかった。
荒々しい運ちゃんの運転もまた一味。
泣くほど美味いタイ飯
極限まで腹をすかせていたこともあって、涙が出るほどうまい飯だった。
満足して朝6時にホテルに帰宅し、14時まで寝た。
高層階の景色と共に目覚める
朝起きたらこの景色。
「写真を貼り付けているんじゃないか?」と勘違いするくらい完璧な景色。
毎朝この景色とともに目覚めたい。
モクシーホテルのガーデンがヤバい
昨日は夜に到着したから気づかなかったけど、ホテルのガーデンがマジでイケてる。
直射日光が突き刺さるから長居はしなかったけど、カップルで旅行に来ていたなら、ここでチルい夜を過ごすのは超アリ。
安くて美味いタイ飯を食うならフードコートへ
2日目の昼ご飯は、ショッピングモールのフードコートのカオマンガイ。
75バーツ(322円)で最高にうまいカオマンガイが食えるから、タイに遊びに来たならフードコートは絶対行ってみてほしい。
中心部にあるショッピングモールのフードコートならどこも美味い。
日本でカオマンガイを食べれなくなる
日本でカオマンガイを食べると800円とか余裕でするし、当然、本場バンコクの方が美味いから、一度この味を知ると日本でカオマンガイを食べられなくなる。
MBKセンターには高級時計の偽物がズラリ
ちなみに、時間があったからMBKっていうショッピングモールにも行ってみたんだけど、まともなショッピングモールにも関わらず、高級時計のパチモンがずらり。
もはや時計として意味をなすのか分からない派手な腕時計は、13,500バーツ(5.8万円)とのこと。
タイのサービスエリア広すぎ問題
2日目はパタヤに向かう。
バンコク以外だと、チェンマイ、チェンライに行ったことはあるけど、パタヤは初。バンコクに負けず劣らず派手な街と聞くから、ワクワクが止まらない。
上の写真は高速道路のサービスエリア。
そう、なんと贅沢にも、タクシーで向かうことにしたのだ(笑)
タイの物価ならタクシーで2、3時間なんて余裕
2~3時間タクシーに乗って、途中サービスエリアで休憩するとか、もはや高速バスのノリ。
日本でこんなタクシーの使い方をすると、5〜6万円はかかると思うが、なんと6,000円くらいでいけた。
これも、友達の交渉の賜物。タクシー料金が安いタイだからこそできる贅沢だ。
ちなみに、タイのサービスエリアは、日本人が想像するサービスエリアとはほど遠くてバカでかい。
バナナマッサージ(意味深)
そろそろ座り疲れてきた頃、パタヤに到着した。
到着早々、「バナナマッサージ」とかいう露骨すぎるマッサージ屋の看板に車内は爆笑。
俺達は心を癒やしに来たんだから、物理的なマッサージはいらん!
パタヤのAlteraホテルに宿泊!
俺達が2日目の宿に選んだのは、「アルテラ ホテル アンド レジデンス (Altera Hotel and Residence)」だ。
”ザ・リゾート”みたいなホテルで、クソデカプール付き。
こんなホテルに1人1万円以下で泊まれるのもタイの物価がなす技。
ちなみに、プールは改装中で入れなかった、、(笑)
高級リゾートホテルでイキリ散らかす
フロントから高級感が漂う。
俺達の部屋は、ベッドルームが2つ、浴室・トイレが2つの、リビングが1つのクソデカルーム。
男3人でも有り余るくらいのスペース。この広さのホテルは泊まったことがない。
「将来はこんな家に住みたい」
、、と、未だに家賃5万円のオンボロアパートに住んでいる俺は思った。
いい家は洗面所が綺麗
バスルームも綺麗。
マジでラグジュアリー。日本だったら一泊いくらになるのか想像もしたくないレベル。
洗面所も高級ホテルそのもの。
このバックライトの感じが最高に上品なんよな。
タイで初めてみたウォッシュレット付きトイレ
タイでは空港にもついていないウォッシュレット便座付き。
マジで神。
ウォッシュレットがないとマジでトイレの度にシャワーに入りたくなるから、嬉しくてたまらない。
パタヤの夜は長い
ホテルでちょっとのんびりしたら、今夜も街に繰り出す。
パタヤもバンコクに負けないくらい夜が盛り上がっている街なんだ。
すさまじい南国リゾート感
しかも、海沿いの街ってこともあって南国リゾート感がハンパない!
木の雰囲気からも感じてもらえると思う。
グラセフの世界観にテンションぶち上げ
この大通りの雰囲気、こころなしかグラセフ感がある(笑)
中学生の頃どハマリしたあの世界観が目の前にあること感動を隠しきれない。
治安は良いから安心して!
もちろん、車を強奪してくるような輩(やから)はおらず、街は平和そのもの。
なんなら、海沿いの通りからちょっと目線を内陸に向けると巨大なショッピングモールがある始末。
ごちゃごちゃしたアングラ感と現代的な整備されたショッピングモールが共存しているのがパタヤの魅力。
渋谷の比じゃないクラブ街
本日の散歩のゴールは「キングストリート」と呼ばれる巨大クラブ街。
深夜とかお構いなしにバカでかいクラブミュージックが鳴り響く。この異世界感がたまらない。
日本にもクラブ街はあるけど、レベルが違う。渋谷のATOM前が永遠に続く感じ。
タイのクラブにはナンパ師がいない
ちなみに、日本と違ってナンパ狙いの輩みたいなのはあまりいない。
派手な格好をしたタイ人女性は多いものの、タイ人男性はほぼいない。男は外国人ばかり。
タイ人の男はどこで何をしているのだろうか、、(笑)
インド映画の世界観を体験せよ
クラブの種類も様々。
写真は、インドがコンセプトのクラブ。とにかく愉快(笑)
インド映画の世界観を地で味わえる。
結局ローカル飯屋が一番美味い
クラブでの人間観察を終えたら、今日も締めの飯とする。
たまたま目に入った地元のレストランに入った。
このガパオライスが美味いんだよなぁ。
わけのわからんチェーン店の5000倍美味いし、安い。
3日目(最終日)スタート!
ついに最終日。
今日はクソ暑い朝っぱらから行動する。
これは地元の道。実は旅の醍醐味は、こういう地元の人が暮らす住宅街を観察することだったりもする。
タイは電線がぐちゃぐちゃ
見よ、このカオスな電線の絡まり具合を。
マジでいつ感電死してもおかしくない(笑)
スタバの飯は万国共通で美味い
これから離島に行くんだけど、その前に腹ごしらえ。
レストランでちんたら食っている暇はないので、たまたま目に入ったスタバで軽食を買ってバイクタクシーに飛び乗る。
スタバの飯はハズレがないから助かる。
スピードボートでラン島へ
離島へは、このボートに乗っていく。
”スピードボート”と呼ばれるこの船は、一般的な観光客向けのしっかりした船と違って乗車人数も少ない。
値段も安いし一般的な船に比べて離島への到着時間も早いから、ぜひおすすめしたい。
これぞリゾート、これぞ天国
着陸した離島はこんな感じ。
ラン島ってところだ。決して、「乱闘」ではない。
移動手段はバイク
この、のどかな離島の移動手段は主にバイク。
幸いなことに、俺は大学の先輩にもらった原付きを乗り回していた時期があるから、苦戦することなく乗りこなせた。
南国の島を風を切って縦横無尽に駆け巡るのは言葉に出来ないくらい楽しい。
澄んだ海と白い砂浜
白い砂浜と海底が見える澄んだ水。
日本じゃ滅多に味わえない。
海に来たとて、何をするわけでもない。
パラソルの下でただひたすらにぼーっとする。ありえないくらい贅沢な時間。
あ、そういえば「パラセーリング」をした。
心の平穏を取り戻せ!
タンクトップ一枚になって、仕事も忘れてぼーっとする。
4月に独立してからクソ忙しい日々を送ってきたけど、たまにはこうして”仕事をしない時間”を作るのも大切だ。
心の疲労は身体の疲労と違って分かりにくい。仕事は最高だし好きだけど、あえて休むのも大切なのだ。
タクシーでバンコクに舞い戻る
さて、パタヤからバンコクに戻ってきた。
いよいよ旅も終盤。
諸事情でもう一度「MBK(ショッピングモール)」に立ち寄ったあと、懐かしの地・カオサン通りに向かう。
カオサンロード完全復活!
コロナで終わったとか言われていたカオサンだけど、そんな話は嘘のようにぶち上がっていた。
大学生の時、右も左も分からない中、初めて海外一人旅で泊まったホテルがこのカオサン通り付近にあった。
テキーラをぶち込んでテンションは最高潮!
まだ人が集まる前の閑散としたクラブで、最高の夜に最高の友人たちとテキーラで乾杯し、旅はいよいよクライマックスへ。
全然関係ないけど、スマブラのラスボス・タブーみたいな映像が映し出されていた(笑)
踊り狂う外人を横目に飯
踊り狂う外国人の輪を横目に、今回のバンコク旅の締めの飯を食う。
涙が出るほどうまい。
ありがとう、カオサン
ありがとうバンコク。ありがとうカオサン。
また来るよ!
深夜便で帰国する
カオサン通りからスワンナプーム空港まではタクシーで400バーツ。
30分タクシーにゆられるともう到着だ。
カオスなタイの芸術作品が見送ってくれた。
ダメ押しのガパオライス
カオサンでも食べたのに、空港でも夕飯を食べた。
このお弁当で1,300円くらい。
空港飯は高い。しかし、これから深夜便で帰るわけで、体力が尽きるとまずい。
気持ちよく寝るためにも、腹に詰め込む。
週末バンコクは実現できる!
新型コロナ騒動で「しばらく行けないだろうなぁ」と思っていたけど、なんだかんだ4年もすれば観光地も完全復活。
帰りの飛行機で朝を迎え、そのまま仕事開始。
また忙しいけど刺激的な日常が始まる、、!