今回はユニットバスの自宅に「電源不要の水圧式洗浄便座(ウォッシュレット)」を取り付けようとして挫折した俺の失敗談を共有する。
これからユニットバスの自宅にウォシュレットを取り付けようと考えている人の参考になれば嬉しい。
俺の屍を越えてゆけ(俺の犠牲を無駄にするな)。
ウォッシュレットはユニットバス民の憧れ
ユニットバスの家に住む人にとって、ウォシュレット付きの便座は憧れ。
用(大)を足したあとのお尻の気持ち悪さは、トイレットペーパーだけでは完全に拭いきれない。
小さい頃からウォッシュレット付きのトイレと共に生きてきた俺にとって、ユニットバスのトイレはどうにも受け入れがたい存在だ。
しかし、家賃を安くすませようとすると、どうしてもユニットバス物件の呪縛からは逃れられない。
俺は学生時代から今の家に住み続けている。
この立地にしては家賃が安すぎるし、近所にコンビニも美味い飯屋も揃っているからなんだかんだで5年ほど住み続けているんだけど、そろそろウォッシュレットがないことに限界を感じてきた(逆に今までよく耐えていた)
だから、今回思い切ってウォッシュレットを導入することにしたんだ。
ユニットバスは電源付きウォッシュレットを使えない
ウォッシュレットを導入するとはいったものの、ユニットバスで電源付きの水圧式洗浄便座を導入するのは物理的に難しい。
なぜなら、(当然だけど)バスルーム内にコンセントがないから。
リビングから延長コードを伸ばしてなんとか電源を確保しようかとも思ったんだけど、流石に感電リスクが怖い。
風呂場で感電して真っ裸で死ぬとか笑えない。
リサーチ早々に「オワタ」と思っていたんだけど、ネットでググっているうちにめちゃくちゃ良さげな打ち手を見つけた。
電源不要の水圧式洗浄便座(ウォッシュレット)とかいう救世主
電源がないユニットバスにウォッシュレットを導入したい、という課題に対して最適っぽい解決策がこれ。
「電源不要の水圧式洗浄便座(ウォッシュレット)」だ。
なんと、水圧を利用して動くウォッシュレットとのことで、これなら電源がいらない!
つまり、ユニットバスの俺の家にも導入可能っぽい!!
ぶっちゃけ「マイナー製品だし大丈夫かな?」と思っていたけど、調べてみると海外ではよく導入されてるっぽい。
値段も1万円しないくらいだし、挑戦してみることにした。
届いた「電源不要 シャワートイレ 洗浄便座」がこちら。
1万円もしない買い物だったから、正直安っぽいのかと思っていた。
しかし、全然違った。
高級感がヤバい。
なんと艷やかな便座なんだ(?)
これで快適なウォッシュレット生活が手に入ると思うとワクワクする。
レバー式で水の出し分けも可能。
女性にも嬉しい設計だ。
裏側はこんな感じ。
付属品はこちら。
プラパーツが若干心もとないけど、大丈夫でしょう(フラグ)
また、付属品のパイプだけでは分岐点につけるパイプが足りなかったため、追加で購入した。
Amazonや楽天で1,000円以下で買える(便利な時代だ)
水回りの取り付けはハードルが高すぎ
さっそく、通販で購入した「水圧式洗浄便座(シャワートイレ)」を取り付ける作業にかかる。
元々の俺のユニットバスはこんな感じ。
5年間、特に違和感を感じることもなく過ごしてきたけど、冷静に考えてギリギリ人権を保てるレベルの狭さ。
住めば都とはよく言ったもんだけど、一人暮らしをする前の実家にいた頃の俺が見たら絶句しているはず(笑)
便座を取り外し、着々と準備を進める。
いよいよ最難関。
タンクに繋がっているパイプを外して、新しく購入したパイプに付け替える作業に入る。
この作業のためにクソデカいモンキーレンチをAmazonで買ったんだ。
「快適なウォッシュレット生活が始まるぞ!」と想いながらゆっくりとネジを回していく。
(ちょっと汚いけど)下のパイプはこんな感じ。
入居以来、一度も触ったことがないし「錆びてて回らないのでは?」と思っていたけど、モンキーレンチを使えば拍子抜けするほどサラッと外せた。
、、、ここまではよかった。
止まらない水との格闘の末
タンクに繋がっていたパイプを外した瞬間、もの凄い勢いで水が吹き出してきた。
しかも、一向に止まる気配がない。
エグい水圧で、天井まで届くレベル。排水が追いつかず、床に水がたまり始める。
もはやパニック。
びしょびしょになりながら、それでもなんとか新しく買ったパイプを取り付けようと試みたんだけど、そもそもパイプのサイズが違ったっぽくて上手くハマらなかった。
久しぶりにアドレナリンが出まくる危機的状況を味わった。
バケツで水を被ったみたいにびしょびしょになりながら、格闘していたあの時間はここ最近でも有数の地獄タイムだった。
水圧式洗浄便座(ウォッシュレット)の取り付けは断念
これ以上水を出しっぱなしにしていると、確実にリビングに水が流れ出てしまう。
吹き出る水と格闘しながらなんとか耐えていたが、体力的にも限界がきていた。
やっとの思いで元のパイプを取り付け、止水することには成功した(一時はどうなることかと思った)
もはや、元通りにできただけでも嬉しい。
おそらく、元栓を止めてから作業すればこうはならなかったんだと思うけど、もはやまたあの地獄を味わうかもしれない恐怖と戦う気力は残っていない(また気が向いたら改めてトライするかも)
水回りの工事の大変さを思い知った。
1万円以上かけたけど、俺の夢のウォッシュレット生活は引っ越すまでお預けになりそうだ。
【別の打ち手】携帯式ウォシュレットという別手段を試みる
今回は、ユニットバスの自宅に電源不要の水圧式洗浄便座(ウォッシュレット)を取り付けようとして挫折した俺の失敗談を記事にした。
この騒動のあと、それでもウォッシュレットを諦めきれずに色々ググっていたら、「携帯式シャワートイレ」なるものを発見した。
レビューも1,000件を超えていて、そこそこ良さそうだ。
早速ポチってみたから、また届いたら使ってみてレビューする。
【追記】携帯ウォッシュレットは絶対に買い!
後日、実際に届いた「携帯式 シャワートイレ(ウォッシュレット)」を使ってみたところ、マジで神アイテムだった。
ユニットバス勢は全員導入してほしいレベル。最高だった(最初からコレを買えばよかった...)
詳細は下記リンクから!
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【ユニットバストイレの必須アイテム】携帯ウォッシュレットを購入レビュー【人生が変わる】
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