今回は副業ブロガー向けに「確定申告のやり方」を解説する。
結論、赤字でも確定申告はすべきだ。
なぜそう思うのか、その理由についても解説するから、会社員をやりつつ副業でブログを書いている人の参考になれば嬉しい。

YouTubeやってます
赤字でも確定申告すべき【還付金狙い】
結論、赤字でも確定申告はすべき。
なぜなら、本業で得た給料所得(黒字)と副業の事業所得(赤字)を相殺して所得を少なくすることで、還付金を受け取ることができるから。
つまり、お金がもらえる(戻ってくる)。
今回俺が得た還付金は一万円にも満たない額なんだけど、それでもやる価値はある。
一円を笑うものは一円に泣くことになる。
注意!雑所得は適応外
余談だが、この「損益通算」は”事業所得”にしか適応されない。
副業が雑所得の場合は適応外だから、注意してほしい。
この辺りのややこしい内容は、過去記事「個人事業主になる方法」で詳しく解説しているから、よかったら参考にしてみてほしい。
-
-
【副業ブロガー向け】個人事業主になる方法【開業届の作成・提出 →青色申告の申請手順】
続きを見る
確定申告のやり方【オンラインで完結する】
ここからは、副業ブロガーに向けて確定申告のやり方を紹介する。
基本的にはスマホとマイナンバーカードがあれば10分で完結するんだけど、いくつか注意点があるのであわせて解説していく。
国税庁の確定申告書類等作成コーナーへ
まずは国税庁の確定申告書類等作成コーナーにアクセス。
マイナンバーカードを読み取る必要があるため、スマホでアクセスする。
昨年中に転職した人は注意!
まずは、会社からもらった源泉徴収票のデータを入力する。
ここで注意なんだけど、昨年転職をした人は源泉徴収票が複数枚あるはず。
しかし、複数枚入力する必要はない。
基本的には現在所属する会社が年末調整をしてくれているはずなので、手元にある現職の源泉徴収票1枚分を入力すればOK。
無駄に複数枚入力してしまうと、逆に多くの納付依頼が届く羽目になる。
事業所得と給与所得を入力する
副業ブロガーなら基本的に入力する箇所は2つ。
事業所得と給与所得のみだ。
もちろん、株とか不動産とか持っている人はこの限りではない。
社会保険料控除を入力
続いて、社会保険料の控除額を入力する。
これも源泉徴収票に記載してあるから、特に難しいことはない。
話はそれるけど、この画像から俺が生命保険に入っていないこと&独身であることが分かると思う(笑)
パートナーがいない独身の身で生命保険なんて入る必要はない(自論)
各種控除の入力
続いて、各種控除の入力をしていく。
俺は今年起業したから、昨年の繰越もないしここはサクッと終わった。
各種入力結果の確認
ここまで入力した内容をもとに、「納付額」もしくは「還付額」の計算結果が表示される。
基本的に、年末調整された源泉徴収票をもとに入力しているなら、「還付額」が表示されるはず。
最初、俺は間違えて前職の源泉徴収票も入力してしまっていたので「納付額」が表示されてしまっていた。
目を皿のようにして間違いがないか確認すべし。
提出先の確認をする
計算結果の確認が済んだら、申告書を提出する先の税務署などを選択する。
これは自分の住所と照らし合わせればすぐに分かるから問題なし。
ここはなにもしなくてOK
この画面は特に入力項目などはないから、すぐに「次に進む」でOK。
いよいよ送信!
送信前の最終確認。
特に問題ないはずなので、「送信する」をタップ。
送信完了!
送信完了です。
お疲れさまでした(AKASHI風)
いつまでも赤字を喜んでいるようでは三流
今回は副業ブロガー向けに「赤字でも確定申告すべき理由」と「確定申告のやり方」を解説した。
勘違いしないでほしいのは、俺は赤字を肯定しているわけではないということだ。
たしかに、給与所得の黒字と副業の赤字を相殺し、所得を少なくすることで所得税の還付金を受け取れるのは嬉しいことだ。
一方で、いつまでもそれを喜んでいるようでは三流だと思う。
なぜなら、還付金で受け取れるのはせいぜい数千円から数万円だから。
そんなしょーもない規模感で一喜一憂するのではなく、副業で本業をしのぐほど稼ぎ、数十万〜数百万の利益を出すほうがよっぽどいい。それに応じて支払う税金は健全な必要経費だと思う。
俺もいつまでも赤字で喜んでいるような”みみっちい世界”から抜け出して、ガツンと稼いで「税金?そんなものいくらでもくれてやるさ!」の世界にいけるよう、全力で走り続けていく。
-
-
【副業ブロガー向け】個人事業主になる方法【開業届の作成・提出 →青色申告の申請手順】
続きを見る