今回は、ルイ・ヴィトンのお財布について、「正規店で購入した本物」と「韓国で手に入れた偽物」を比較レビューしていく。
意外と「本物」と「偽物」の両方を持っていて、詳細に紹介レビューしている記事は少なかったから、あなたの参考になれば嬉しい。
【前提知識】偽ブランド品を海外で購入して使うのは違法なのか
まずはじめに、前提知識として「偽ブランド品を海外で購入して使うのは違法なのか」について解説する。
結論、「自己使用目的の場合の購入・所持は罪に問われない」だ。（引用元：ベリーベスト法律事務所）
違法になるのは、あくまでも「販売」や「販売目的で所持していた場合」に限る。
だからと言って、俺は偽ブランドを推奨しているわけではない。
本物が高くて買えないから偽物が流行る
一方で、本物を使いたいけどお金がなくて買えないという人が多いのもまた事実。
今回の比較レビューで使用する「ニセモノのルイ・ヴィトンの財布」も、2017年に俺がまだ大学生の頃、韓国旅行に行った際に購入したものだ。
しょーもないが、過去の俺は学生でお金もないから本物を買いたくても買えなかった。
所詮、ニセモノは偽物。品質はクソ
後ほどレビューでも詳しく触れるが、所詮ニセモノは偽物。
耐久性に乏しいからすぐボロボロになる。過去の俺も、数ヶ月使って使うのを辞めた。
しかし、未だハイブランドのニセモノは市場からなくならない。それは「自分で使うのは違法ではないから」と「買いたくても買えない層が買っている」という背景があることだけは伝えておきたい。
ルイ・ヴィトンのモノグラムの財布 - 「本物」と「偽物」の見分け方
「本物のルイ・ヴィトンのモノグラムの財布」と「偽物のルイ・ヴィトンのモノグラムの財布」の見分け方、区別の仕方を紹介する。
実際に俺が所有している「本物」と「偽物」を見比べて解説していく。
プロの鑑定士のような審美眼がなくてもOK！
他の記事と違うポイントとして、「財布・カバン職人さん」や「専門知識を持った鑑定士さん」でなければ分からないような複雑なポイントではなく、あくまでド素人（俺）でも分かるポイントに絞って解説していく。
例えば、「縫い目が均等ではない」とか「刻印の入り方」など。「そりゃ職人が見れば分かるんだろうけど素人目には無理よね」という項目は省いていく。
ぶっちゃけ、縫製とか難しいことは素人目にはよく分からん！（笑）
あと、「縫い目がガタガタ」とかはいくら偽物と分かっていても買う前から論外だし、そんな見分け方は使えない。
「本物」と「偽物」の見分け方のポイントは2つ
改めて、「本物」と「偽物」の見分け方のポイントは大きくわけて2つ。
- モノグラム・キャンバスの「色味」
- モノグラム・キャンバスの「生地の厚み」
とくに、「生地の厚み」はニセモノ業者の盲点だと思う。
【ポイント1】本物と偽物では「モノグラムの色味」が違う
1つ目のポイントとして、ルイ・ヴィトンのモノグラムの財布は「本物」と「偽物」で「ロゴの色味」に差がある。
左側の二つ折り財布は、俺が正規店で購入した本物。詳細なレビューはこちらの記事で紹介しているからぜひ参考にしてほしい。
右側の長財布は韓国で購入した偽物。
見比べてみてもらって分かるとおり、本物はオレンジ色が強く、偽物は「黄色」っぽい。
2つ並べてみることで、明らかに偽物は黄色っぽいことが分かるだろう。
【ポイント2】本物と偽物では「モノグラムの生地の厚み」が違う
2つ目のポイントとして、ルイ・ヴィトンのモノグラムの財布は「本物」と「偽物」で「モノグラムの生地の厚み」に違いがある。
上の画像は本物。
モノグラムのキャンバスの生地の厚みが薄いことが分かるだろう。
一方で、偽物はキャンバスの生地に厚みがある。
写真を見比べてもらうと一目瞭然だと思う。
ルイ・ヴィトンのモノグラムの財布 - 本物と偽物の「作りの差」について
ここからは、もう少し深掘って「本物」と「偽物」の作りの差についてみていく。
「偽物」は7年前に購入したとはいえ、数ヶ月〜1年しか使っておらず、部屋のタンスの奥底に眠っていた。その前提で、劣化具合を中心に見てもらおう。
モノグラム柄のプリントでは判別しにくい
まずは全体的なイメージから見てもらおう。
よく本物と偽物を見分ける際に言われる「モノグラムの柄（ロゴの形の違い）」だが、ぶっちゃけ、ぱっと見では違いが分からない。
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たしかに、よくみると「L」の文字の形（とめ・はね・はらい）が微妙に違うんだけど、本物と偽物を両方並べて見比べなければ分からないレベル。
ルイ・ヴィトンの偽物は金具のハゲ具合がひどい
偽物の劣化が顕著に出るのが「金具」の部分。
最初は金ピカだったのに、すっかり塗装が剥げて十円玉の色になっている。
偽物の内側のジップも酷い劣化具合。
金具がボロボロすぎるから、みすぼらしく見える。
ちなみに、使い始めて半年〜1年経たないうちに剥げてきた。
ルイ・ヴィトンの偽物はコバの耐久性がクソ弱い
購入したのが7年前とはいえ、実質1年ほどしか使っていなかったにも関わらず、偽物の長財布の方はコバ（裁断面）の劣化がエグい。
ボロボロすぎて目も当てられない。
糸のほつれもみられ、かなり残念な状態になっている。
こちらは本物のルイ・ヴィトンのコバ（裁断面）。
こちらはつい最近買ったから綺麗なのは当然といえばそれまでなんだけど、偽物と比べて明らかに綺麗。
神は細部に宿る。つまりそういうこと。
本物のモノグラム生地はツヤが控えめ
これは”作りの差”ではないんだけど、見比べて気がついたから参考までに。
「本物のモノグラム・キャンバス」と偽物では、表面のテカリ具合が違う。もちろん、本物の方は最近買ったからまだ表面が綺麗で味が出ていないだけかもしれないが、それにしても結構違う。
上の偽物を見てもらった後に、下の本物を見ると分かりやすいと思う。
実際、肉眼で見るとかなり差がある。
また、本物と偽物では凹凸の模様にも差があった。偽物はザラつきがワンパターンで凹凸がハッキリしている。
6年前、韓国で偽物を買った時は「本物と見分けがつかないぜ！！」とか思っていたけど、本物を見たことがある人なら一目瞭然だったみたいだ（恥）
【まとめ】ルイヴィトンのモノグラム財布の本物と偽物の見分け方
今回は、ルイ・ヴィトンのお財布について、「正規店で購入した本物」と「韓国で手に入れた偽物」を比較しながらレビューしてみた。
多くのサイトでは長々と見分け方を書いてあるけど、実際に見比べてみると、そんな高度な”見分け方”を知らなくても十分に違いが分かる。
「色味」と「生地の厚み」に着目せよ！
この記事で解説したポイントをまとめておく。
「本物」と「偽物」を見分ける際は、下記2つを確認してほしい。
- モノグラム・キャンバスの「色味」
- モノグラム・キャンバスの「生地の厚み」
これらの観点に着目して「本物」と「偽物」を見分けてほしい。
正規店で買ったほうが精神衛生上も良い
最近は”N級”と呼ばれる、本物と見分けがつかないくらい凄い偽物も登場しているらしい。
今回紹介した見分け方のポイントは有効だと思うが、絶対に偽物を掴まされない方法は「正規店」で買うことだ。
当たり前だけど、正規店で買えば確実に本物が手に入る。
「定価よりちょっと安いからメルカリで買おう...！」とかやってしまうと、「私のお財布、本物かなぁ」といった不安が永遠について回る。
そんな不快感を味わうくらいなら、高くても正規店で買ったほうが精神衛生上、絶対にイイ。
偽物はハリボテ
俺は「ルイ・ヴィトン表参道店」で購入した。実際の店舗の様子なども紹介しているから、よかったら参考にしてほしい。
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なにより、ルイ・ヴィトンのモノグラムの財布はその耐久性に一番の価値がある。
記事でも紹介したとおり、偽物はすぐボロボロになる。
本物は耐久性が違う。偽物はハリボテ。
別に偽物を使うのは否定しないけど、ルイ・ヴィトンである意味がなくなるから、思い切って本物を買うか、お金をためて余裕が出てきたら本物を買えばいいと思う。
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